クールビューティーなのに愛される 『リライト』舞台挨拶に学ぶ池田エライザ流“好感度”講座

2026/03/01
桂伸也

2月28日、広島・尾道で行われた『尾道映画祭 2026』にて、オープニングを飾った映画『リライト』、そのトークショーに主演の池田エライザが、作品を手掛けた松井大吾監督、共演の阿達慶らとともに登壇しました。

ロングドレス姿で現れた彼女は、まさに“クールビューティー”。完成度、高すぎ。正直、近寄りがたいレベルです…なのに、話し始めた瞬間から空気がふっと柔らかくなる。

今回はそんな舞台挨拶から勝手に学ぶ「愛される女性の作り方講座」をお届けします。どうです、すでにお得感ありませんか?(笑)

Lesson1:準備できないなら、潔く“構えない”

『リライト』はいわゆるタイムリープものではありますが、時間が行き来する構造がかなり複雑で「私の解釈と監督の解釈も違ってくるかもしれない」と完成形が見えず悩んだというエライザ。そこで彼女が選んだ方法は、意外にもシンプル。

「どんな人物かというイメージを一度手放して、目の前に起こったことに素直に対応するようにした」

準備できないなら、いっそ準備しない。この潔さ、カッコよくないですか?初共演の橋本愛との関係についても「(彼女のことを)何も知らなかったからこそできた」と語る。

知らないことを怖がらない。飾らない。変に“できる人”を演じない。
これ、対人関係にもそのまま応用できそうです。

Lesson2:主役でも、ちゃんと“拍手する人”でいる

共演の阿達慶が、本作の出演が決まった際の感想を

「僕の時代がきた!と思いました。まあ“時代に行く”話なんですけど」

とボケると、エライザはさりげなく拍手。これ、ポイント高いです。主役なのに、ちゃんと笑いを拾う。しかも前に出すぎない。さらに久々に会った阿達に対して

「背、高くなったね〜次に会うときは2メートルくらいになってるかも」

とボケ返し。お姉さん感が超絶発動です。場を支配するのではなく、場を温める。愛される人って、こういう人じゃないですか?

Lesson3:一拍置いて、ちゃんと考える

質問に対して、すぐには話さない。一瞬、間を置く。

そしてマイクを両手で持ち、言葉を選ぶように答える。

その姿はどこか「清純派アイドル」のようでありつつ、表現者としての責任感も感じさせる。即答しないことは、迷いではなく誠実さ。「ちゃんと考えています」という姿勢は、ちゃんと伝わる。

これもまた、好感度の積み重ね。

学べること、意外と多くないですか?

クールビューティー、ゴージャス。でも構えない。他人を立てる。ちゃんと考える。

どうです?これだけ池田エライザの振る舞いから学べるんです。ステキじゃありませんか?

そしてこの日、再訪した尾道の空気をどこか懐かしむように語った彼女。なんだかもう、すっかり広島・尾道という場所とも繋がりができたように見えます。その来訪を、多くのファンが総出で喜んだ一日でもありました。

ちなみに本作の原作の舞台は静岡。しかし松井監督が原作を読んだ際、頭に広がったのは大林宣彦監督の『時をかける少女』のイメージで、そこから尾道ロケへとつながったといいます。

作中には『時をかける少女』のタイトルをもじった小説が登場、「ラベンダー」というキーワードもさりげなく配置。さらに大林作品“尾道三部作”すべてに出演した尾美としのりがカメオ出演するなど、オマージュもたっぷり。時間を行き来する物語が、映画の記憶までも行き来する。そんな粋な仕掛けもまた、尾道映画祭のオープニングにふさわしい一本でありました。

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桂伸也
この記事を書いた人

桂伸也

フリーライター。元々音楽系からのスタートですが、現在は広く浅くという感じではありますが芸能全般、幅広く執筆を行っています。またエンタメ、芸能に限らずスポーツ、アミューズメント系と…何が得意なのかが不明な感じ。逆に困ったときに声を掛ければ、何らか答えが戻ってくるというか…ある意味“変な奴”(笑)

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