『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演の浜辺美波、共演の高杉真宙、藤井流星(ジャニーズ WEST)、池田エライザ、森川葵が登壇した。
SNSで募集した質問に答える企画では、愛されキャラである高杉にキャストからのプチドッキリを実行。高杉への無茶ぶり質問を各キャストが考案し、それがあたかもSNSに届いた一般人からの質問であるかのように高杉に出題された。
「みんなのことを下の名前で呼んで」(池田)、「式神と夢子のセリフを言って」(藤井)、「賭ケグルイへの愛を叫んで」(森川)など、これら無茶ぶり質問に「僕だけこんな感じなの?」と首をかしげる高杉だが、浜辺からは登壇の段階から最大のサプライズが施されていた。
それは高杉一人だけ、マイクがちょっとしたダンベル並みの重さになっているという地味なイタズラ。「自分の身に起こっていること気づいている?思い当たるフシない?」(藤井)、「さっき自分でも言っていたよ」(森川)とヒントを与えられた高杉は「最初から重いと思っていた!」とマイクのイタズラに気づいてビックリ!その横で浜辺は「重たいのを我慢する高杉さんは愛らしくて、好感度も上がるかな?と思って」とイタズラの理由を説明した。
しかし高杉は登壇時にマイクを受け取った段階で「重い…」とつぶやいており、キャスト陣は笑いをこらえるのに必死だった。高杉は「マイクを貰ったときに重かったから…。みんな大丈夫かな?と思った」と優しい人柄を見せて、仕掛け人・浜辺は「後で持ちたい」とダンベルマイクに興味津々だった。
高杉以外のキャストはSNSの質問に返答。浜辺は「浜辺さんのことが好き過ぎて何も手が付けられない」というファンからの苦悩(?)に対して「ありがたいこと」と喜ぶも「ご飯が食べられて睡眠が取れれば、人は生きていける。いつか(私への)その熱もある程度は冷めていくはず」と珍アドバイス。さすがに「ズレてる!」(森川)「応援してあげれば?」(高杉)と注意を受けた浜辺は「大変なことも日々あると思うけれど、何事にも集中していくことが大切。頑張って!」と仕切り直して苦悩するファンにエールを送っていた。
池田には「コロナ禍明けにキャストと行きたい場所」との質問があり「私は引きこもりなので…。雪のあるところで雪合戦をしたい。そんな精神年齢の時もあるので、オシャレ旅行よりも盛り上がるはず」と提案。それに浜辺は「一緒に投げよう!」と乗り気だった。
またファンの間では天然キャラとして知られる藤井だが、浜辺は「私たちの前ではお兄さん感がありました。私たちといるときに藤井さんはツッコミに回ることが多いので、物足りなさそうな雰囲気は感じていました。たまに藤井さんが天然っぽい言葉を言ったとしても、誰も気づかずにフワフワとどこかに行ってしまうようなこともあって」と藤井の天然性には誰も気づかず。それに藤井は「お兄ちゃんと言われるとは。この作品を通して新しい自分を見つけた気がする」と意図せず新境地を開拓していた。