カルフォルニアの刑務所で、在米メキシコ人ギャング・グループ=チカーノと兄弟分になった日本人の元ヤクザの半生を描いたドキュメンタリー映画『HOMIE KEI〜チカーノになった日本人〜』が、4月26日から公開になります。
本作の主人公は元ヤクザのKEIさん。KEIさんの人生は、多数のメディアで取り上げられ、原作者として別冊ヤングチャンピオンにて連載された『チカーノKEI』(秋田書店)の単行本は、4巻合わせて発行部数40万部を突破。その中でも、自伝『チカーノになった日本人』や『アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人』を原案に、7年もの取材を敢行。KEIさんの壮絶な半生を描いていきます。
そこで今回は、そんな本作のメガホンをとったサカマキ マサ監督へ【独占インタビュー】を敢行!!本作を作るキッカケや製作するにあたっての苦労など、本編で使われていない撮影裏話を聞いて来ました!!
ドキュメンタリー映画『HOMIE KEI~チカーノになった日本人~』が4月26日からヒューマントラストシネマ渋谷など全国順次公開となります。
映画のストーリー
バブル時代にヤクザとして大成功を収めるも、FBI 囮捜査にはめられてアメリカの極悪刑務所へ。そこでは日々抗争、殺人が絶えず、たった一人の日本人はすぐに殺されてもおかしくない最悪の状況だった。しかし、己の力と精神力で闘い生き残った男は、いつしかチカーノという刑務所内最強のギャンググループと通じ合うようになる。メキシコ人でないと受け入れられないチカーノギャングの世界で、仲間として、家族として受け入れられたのだ。
彼らと強い絆で結ばれたまま、男は出所し、日本へ帰国したーーこの壮絶な過去は多数のメディアで取り上げられ、原作者として別冊ヤングチャンピオンにて連載された『チカーノ KEI』(秋田書店)の単行本は、5 巻合わせて発行部数50 万部を突破。アパレルブランドを立ち上げ、日本のチカーノ・ブームの牽引者としても知られる。そんな輝かしい活躍の裏で、帰国後は引きこもりなど問題を抱える少年少女を救済する団体を立ち上げ、自らの家族関係を見つめ直す時間を過ごしている。
そんな KEI への7年にわたる取材をもとに、ドキュメンタリー映画『HOMIE KEI〜チカーノになった日本人〜』が完成した。
映画『HOMIE KEI~チカーノになった日本人~』
©「HOMIE KEI〜チカーノになった日本人〜」製作委員会
出演 KEI / 監督 サカマキマサ / 撮影 加藤哲宏 / 編集 有馬顕 大畑創 Travis Klose
音楽 原夕輝 / プロデューサー 中村保夫 YAS/プロデューサー MASA 戶山剛
原案 東京キララ社『チカーノになった日本人』 『アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人』
宣伝協力 秋田書店 配給 エムエフピクチャーズ 制作プロダクション・配給協力 マウンテンゲート・プロダクション
2019 年|日本|カラー|5.1ch|ビスタ|DCP|73 分
HP http://homie-kei.com/