引っ越しの季節が終わり、家にダンボールが残っている人、今は研修中で、これからダンボールの山と出会う人も多いのではないでしょうか?
「いつか使える!」と思いつつ、結局捨ててしまう事の多いダンボールですが、荷物の梱包の他にも色々と活躍することをご存知でしょうか?そんなダンボールの荷物の梱包以外の魅力をダンボール会社の方に聞いたのでお教えしたいと思います。
意外と頑丈で、棚、椅子なんかが作れる
すぐに潰すことが可能で、物を置いておくのは便利だけど、耐久性はイマイチだと思われがちなダンボールですが、意外と耐久性もあって頑丈だそうです。周りを柄付きのシートで覆ったりする事で、オリジナルのオシャレな家具に変身させることが可能で、超低コストで家具が完成させられるとのこと。会社の方によると、オススメはダンボールで作る棚や椅子。
頂いた写真のように、立派な棚や椅子が作成可能で、作り方に正解はなく、曲げたり、切ったり、自分に合ったものを追求してほしいとのことです。
ダンボールを2枚重ねにしたり、空洞になっている所は、ダンボールを中に差し込むことでさらに、強度を増す事ができるので強度だけは考えて欲しいそうです。マンションなどで大きな音を出せない人でも工作が楽しめるのでオススメです。
車を作ってしまう強者もいる!
お話を伺った、ダンボール会社の方が「スゴイ!」と思ったというのが、宮城県のダンボール制作会社が作った“ダンボルギーニ”という作品だそう。ダンボルギーニはあの高級車である「ランボルギーニ」をダンボールで作ってしまったというもの。完成度の高さに、本当の「ランボルギーニ」からも賞賛の声が挙がったそうです。何かを作ったりするのが好きな人はダンボールで絶対に買えないものを作って自分をごまかすのもアリかもですね!巨大ロボットなど買えない夢のものができるかも!
災害時にダンボールは役立つ
また、ダンボール会社の方によると、ダンボールは災害時にも役立つのだと言います。ダンボールは初めにも書いたように意外と強く、その為、“簡易ベッド”“簡易トイレ”なんかが作れ、災害時にはかなり役に立つアイテムなんだとか!
トイレなんかはないと困ってしまうものなので、作り方などは是非、学んでおくといいですね。そこまで難しい作業ではないので、誰でも簡単に作れちゃいますよ。
何かとダンボールって有り余ってしまいますが、意外と活用方法がある事が分かりました。“家具”、“オシャレな飾り”、“趣味としての工作”、“災害時のお助けアイテム”などとして、使う事が可能なので、「簡単に捨ててしまうのは勿体ない!」とダンボール会社の方は熱弁されてました。
心に響いたか分かりませんが、捨てがちなダンボールで何か始めて見るのもいいのではないでしょうか?