
東日本旅客鉄道株式会社と株式会社ジェイアール東日本都市開発は、11月29日(土)、複合アウトドア施設「リトルリトリートデポ(通称:リトデボ)」を開業する。オープンに先がけ、サウナエリアやBBQ・デイキャンプエリアの内覧会がメディア向けに行われた。

リトデボは、業界初となる7種類のサウナ小屋を一度に体験できるサウナ版住宅展示場として誕生。(2026年春頃までは6種類で運営)電気を使用した移動型のトレーラーサウナ、2階建てのサウナ、コンクリートでできたサウナなどタイプの異なる小屋が並び、薪・電気・スチームと3種類のストーブの違いも感じられる。
施設があるエリアは、かつて機関車の整備や電車の点検、運転手の常駐場所として使用されていた。鉄道の歴史を感じられる場所でアウトドアを楽しめる形になっている。鉄道のメンテナンス施設から人のメンテナンス施設へと生まれ変われたらという思いが込められている。

SaunaHax®は、フィンランドのローカルサウナを再現している。1日に約100kgの薪を使用し、本格的な薪サウナで、遠くから勢いよく水をかけるロウリュが魅力。人が集まり、楽しく話せるサウナ空間を目指している。

ドライスチームカルダイアは、独自のスチーム技術で、髪や肌へ潤いを与える効果も期待できる。美容師の方もサウナハットを被らずに入れると称賛しているとのこと。香りで嗅覚に、音で聴覚も楽しめるよう工夫されている。

施設内には、シャワーや水風呂、ととのいエリアを完備。バスタオル1枚が付属し、水着・サウナウェア・上着は有料レンタルも可能。利用料金は平日2時間2,500円(税込)、土日祝2時間3,300円(税込)となる。キッチンカーによるドリンクやサ飯も味わえる。

また、秋葉原にあるキャンプ練習場「campass」の第二号店として、BBQ・デイキャンプエリアも併設。秋葉原店が高架下にあるのに対し、今回は線路脇というロケーションで、走行する電車や新幹線を眺めながらアウトドアを楽しめる。料金は、デイキャンプ大人2,200円(税込)、焚火1人550円(税込)、BBQ大人3,300円(税込)から。







