アマチュアスケーターにとって最高峰のオンライン大会Global AMdemicにて池田大暉が準優勝!

2020/11/13
放送作家 小嶋勝美

Instagram @spottampaより

現地時間(アメリカ・フロリダ州)11月12日に世界規模のスケートボードオンラインコンテスト、Global AMdemic(TAMPA AMプレゼンツ)が開催され、池田大暉が準優勝!

毎年フロリダ州タンパのスケートパーク・オブ・タンパにて行われるTAMPA AM(タンパアマ)だったが、今年はコロナ禍の影響により中止に。

代わりに行われたのが、今回のオンラインでの大会Global AMdemic。

 
 
 
 
 
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予選はインスタグラムの投稿によって行われ、世界中から選ばれた30名が準決勝に駒を進めた。

準決勝は、投稿されたそれぞれの60秒のランをジャッジが生配信で採点し、池 慧野巨(いけ けやき)池田大暉、佐々木来夢が決勝への切符を手に入れた。

決勝も事前に撮影されたランの映像を元に、生配信で公開され、優勝は14歳のフィリペ・モタ。準優勝が14歳の池田大暉となり、予選通過者最年少の2人がワンツーフィニッシュを決めた。

2018年優勝の池田大亮、2019年優勝の根附海龍に続き、今年も日本人スケーターが活躍する年となった。

池田家のキラートリック

準優勝、池田大暉の滑りを見てみよう。

まず、スタートと同時にバンクからのレールで、ビガースピンフリップ フロントサイドボードスライド。バンクトゥバンクを360ダブルキックフリップ。バンクからのレールで、キックフリップバックサイドスミスグラインド。

クォーターでフロントサイドブラント。逆サイドのクォーターで、バックサイドノーズブラント360アウト。

フェイキーフロントサイド(ブラインドサイド)キックフリップ。ブラントキックフリップフェイキー。

バンクからのレールで、バックサイド270フリップリップスライド270アウト。クォーターで、フロントサイドキックフリップ。

最後にバンクからのレールで、ビッグスピンフロントサイドボードスライド。

これだけの大技を60秒の中で完璧にこなしてきた。

特に注目が、兄でありTAMPA AM2018王者の池田大亮のキラートリックとも言えるバックサイド270フリップリップスライド270アウト。

弟である大暉も圧巻の完成度を見せると、実況も「オーマイガー!」のリアクション!

世界中に池田兄弟のキラートリックを見せつけ、怒涛の60秒を終えた。

世界中のローカルの滑りが見れる

 
 
 
 
 
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今回のオンライン大会で面白かったのが、各国様々な地域のパークやスケートスポットが見れたという点。

特にパークでないといけないという縛りはない為、あえてストリートのスポットを選ぶ強者がいたり(セクションが充実し、路面などもトリックをしやすいパークの方が基本的には有利)。

おそらく各スポットのローカルスケーター達のヒーローである彼らのランの組み立て方や、トリックチョイスなど、いつものタンパアマとは違った見方が出来たのも、楽しみの一つだった。

Global AMdemic結果

準決勝

【YouTube URL】https://youtu.be/WG-9m9ejqe8

※準決勝の映像

2位・池 慧野巨-94.65

4位・池田 大暉-89.10

9位・佐々木来夢-85.03

14位・根岸 空-82.23

16位・渡辺 星那(せな)-81.85

22位・浦野 建隼(けんと)-79.26

26位・山下京之助-77.91

28位・山附 明夢(やまづき あいむ)-77.52

決勝

【YouTube URL】https://youtu.be/jifNlJXZfoo

※決勝とベストトリックの映像

1位・FILIPE MOTA-97.00

2位・池田 大暉-95.67

3位・VINICIUS COSTA-92.67

4位・JORGE SIMOES-91.00

5位・DYLAN JAEB-90.00

6位・池 慧野巨-89.00

7位・MARCELO BATISTA-85.67

8位・GABRIEL FORTUNATO-85.00

9位・ISMAEL HENRIQUE-80.33

10位・JHANCARLOS GONZALEZ-79.67

11位・佐々木 来夢-78.67

12位・JUAN IGNACIO-77.67

13位・MAURO IGLESIAS-76.33

ベストトリックコンテスト

日本からインディベストトリックで紹介されたスケーター達

・渡辺 星那(せな)・澤田 莉旺(りお)・堤 隆之介・@SYOEI_SK8(Instagramアカウント)

※Global AMdemic優勝者は$1000とタンパアマ2021準決勝出場権。ファイナリストはタンパアマ2021予選出場権が得られる。

 

筆者・小嶋勝美

スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。

約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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