資格を取った人を就職に結びつけるサイト「資格de就職」を運営する野口功司氏にインタビュー。経営者としての考え方などを語る

2019/11/18
マガジンサミット編集部

世の中に様々なイノベーションを起こしてきた経営者たちを紹介する番組「KENJA GLOBAL」。同番組ではKENJA=経営者の言葉を独自の視点から視聴者に届けます。今回登場したのは株式会社CBTソリューションズの代表取締役社長・野口功司氏。現在の会社を立ち上げた理由や、経営方針について語りました。

株式会社CBTソリューションズは、自分が持っている資格・検定を活かして就職をしたい人や、これから取得して就職を目指す人のための資格・検定に特化した就職サイト「資格de就職」などを運営。

「資格de就職」では、語学系の資格・検定、ITスキル、事務系の資格・検定など幅広い種類を登録可能。履歴書をみた企業から直接オファーメールが届くスカウトサービスなどもあり、資格・検定を取得した人を就職に繋げてくれるサービスとなっています。

資格de就職URLhttps://jpsk-job.jp/

野口功司氏インタビュー

 生い立ち

小学生の頃、野口氏は「自分は何のために生まれてきたのか?」という自分への問いに悩んでいたそう。その時は悩み過ぎて3日も眠れなかったと語ります。その後、野口氏は「社会にとって価値のある人」になりたいと考え、「社会に貢献できる経営者」になろうと決意を固めます。

社会人になるとシステムエンジニアとして働いたのち、営業職を経験。経営者になるため「人に伝える能力」に磨きをかけていきます。

株式会社CBTソリューションズを設立

36歳の時に自らの事業を開始。社会に貢献できる事業をしたいという考えから「社会人教育」に着目し、様々な試験を地方でも受けられるCBT(Computer Based Testing)による試験会場の運営委託サービスを始めます。その結果、全国に270もの試験会場を展開するまでに。

しかし、全国で検定試験を受けられる仕組みを作っても、そのことがあまり認知されていないという問題が浮上。野口氏は価値のある検定を広く知ってもらうため資格検定のポータルサイトを設立。試行錯誤の末、日本最大級の規模にまで成長します。

今後の課題

野口氏は今後の課題として資格を取った後の就職をサポートしていくことを挙げます。その方法として資格保持者や、これから資格を取る人と企業をマッチングするサイト「資格de就職」を2019年に設立。資格を取った人に就職先を作るという事を業界全体で目指していきます。

CBTによる試験会場の運営委託サービス、資格検定のポータルサイト、資格保有者と企業のマッチングサイトなどで「社会に貢献できる経営者」を実現し、日本の若者にも「社会にとって意味のあること」を目指してほしいと「夢ではなく志を持て」というメッセージを送る野口氏。今後も社会に対し有益な仕組みを作っていくであろう野口氏の手腕に期待です。

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