何も包み隠さず、これまでの挫折も、悔しさも、苦労も、すべてを軽やかに語ってくれた合同会社リブートの代表取締役であるつくしさん。「自分だけが幸せになっても意味がない」。その想いから物販ビジネスの教育事業を立ち上げ、そして今は数多くの人が自立へ向かう背中を押している。「明日のお金がない」と嘆いた日々を経て、会社の代表となるまで。彼女の歩みには、何度つまずいても、何度でも立ち上がる強さがある。

何をやってもダメだと思っていた会社員時代
新卒で入社したのは、憧れてやまなかった旅行会社でした。その世界観に惹かれ、北海道から上京。胸を高鳴らせながら、私は社会人としての一歩を踏み出しました。
しかし入社してすぐ、世界は大きく変わりました。新型コロナウイルスの感染拡大。海外旅行のみを扱う会社は、一気に事業停止へ追い込まれたのです。仕事は激減し、給与は6割に。「会社に来なくていい」と言われ、そこから生活が困窮し始めました。
その頃、私は思い知りました。 「私は会社員に向いていないのかもしれない」。数字は苦手で、リモート会議では眠気に勝てず、みんなと同じように頑張れない自分が情けなく、何度も落ち込みました。この2つの出来事が決定打となり、私は会社を辞める決断をしました。
退職後、私は必死でした。ブログ、ライター、動画編集。とにかくできることはすべて試しました。何が自分に合うのか分からず、借金まで抱え、出口の見えない日々を過ごしました。 異業種交流会やセミナーにも通い、少しでも希望の光を探していました。そしてある日、参加した交流会で出会った人が、「物販」という道を教えてくれました。
「物販」は難しくない。私でもできた

PCも得意じゃない。数字も得意じゃない。会社員としても上手くいかない。そんな私でも、物販では結果を出すことができました。物販は、商品を安く仕入れ、販売し、利益を得るというシンプルな仕組みです。私は借金を抱えながら、スクールに通い、本気で学び始めました。 3つ目のスクールに通った頃、ようやく物販の仕組みを理解できるようになり、そこから約1年で軌道に乗り始めました。努力が結果に変わる経験を初めて実感しました。
そして同時に、56歳の母に物販を教えました。パソコンの操作は最低限という母でしたが、それでもしっかり収入を得られるようになりました。その姿を見て気づいたのです。母にできるなら、きっと誰にでもできる。そう思い、今度は友達にも物販を教え始めました。そこから口コミで広がり、現在の教育事業へとつながっていきました。
私は、ただ自分だけが成功したかったわけではありません。 「みんなで幸せになりたい」という思いが誰よりも強く、その気持ちこそが今の原点になっています。物販は、仕組みを理解すれば、時間に縛られすぎることなく、自分の力で収入を得られる仕事です。
大切にしたいのは“家族との時間”
私は4人兄弟で、母はずっと働き続けるシングルマザーでした。みんなが不自由することなく暮らせたことは母のおかげだと思います。しかし、当時を思い返すたびに、本当は、もっと一緒に過ごしたかったんじゃないか、と思うことがあります。だからこそ私は、効率よく働き、大切な人との時間を守れる人が増えてほしいと願っています。

そのため、AIやシステムを整えながら、誰でも取り組める物販の形を模索しています。運営しているスクール事業では、動画教材やリモート指導を活用し、40〜50代を中心に、年齢も性別も多様な人が挑戦しています。ほとんどの人が物販のノウハウを習得し、自分の働きやすい方法で働き方を見つけています。今後はより一層「初心者でも挑戦できる環境づくり」に力を注いでいくつもりです。
場所にも、時間にも、誰かの評価にも縛られず、“自分で生きる力”を持つ人が増えていくこと。それが、私の夢です。働き方の多様性が認められ、誰かだけが幸せになるのではなく、誰もが幸せになれる社会になること。その未来を、私は本気で信じています。
何度も転びながら、私は一つの答えにたどり着きました。それは、自分の人生を、自分で選ぶことです。これまでの経験は一つも無駄ではなかったと、すべてに意味があったと思っています。

合同会社Reboot
https://www.rebootinc1.com/
代表取締役 つくし
2019年に旅行会社に就職。退職後、副業をさまざま経験。数々の挫折を乗り越えて、現在の物販ビジネスを確立。「過去の自分と同様に悩む人々を助けたい」という想いから物販ビジネス講師としても活動開始。2024年には独自のサポート体制を構築し、より多くの人を体系的にサポートすべく「つくラボ」の立ち上げ準備を開始。2025年、物販コミュニティ「つくラボ」を正式に立ち上げ、活動を拡大中。







