荒磯親方、アイ工務店との包括的パートナーシップ締結に「最高ですね」

2021/10/25
マガジンサミット編集部

元第72代横綱・稀勢の里として活躍し、現役引退後は荒磯部屋の親方として後進の指導を行っている荒磯親方が、大阪を拠点に全国で展示場を展開して現在急成長中の建設会社・アイ工務店と、包括的パートナーシップ契約を結んだ。
アイ工務店:https://www.ai-koumuten.co.jp/

その経緯としては、アイ工務店の会長が稀勢の里関として現役だった荒磯親方を支援者に紹介してもらったことをきっかけ。そこから親交を深め、相撲に対する真摯な態度や後進育成の姿勢などに共感を覚えたことからパートナーシップ締結となったと説明している。

今回締結した包括的パートナーシップでは、福岡・佐賀エリアで11月13日より放送予定の新CMに起用するなど、イメージキャラクターとして荒磯親方を抜擢。

発表会ではメイキング映像も流され、荒磯親方は本CMで歌を披露したことに触れ

「家でかなり練習しました」

とコメント。その歌声や映像については、放送をその目で確認して頂きたい。

一方で荒磯親方に対し、福岡に建設した土俵常設型施設「アイベース福岡」を大相撲十一月場所(九州場所)に宿舎兼稽古場として提供するなど、荒磯部屋への活動支援を行う。11月14日より開催される九州場所へ出る荒磯部屋の力士たちの最終調整の場として、最大限のバックアップとなりそうだ。

このアイベース福岡は前述した土俵が常設されているというだけでなく、基礎設計も体格の大きな力士が不自由なく利用出来るよう、重量などの面で全く異なる設計から建設。

稽古場に直結した広々とした風呂場やドア設計などが施された施設となっており、アイベース福岡について荒磯親方も

「最高ですね。特に証明と吹き抜けで稽古場が明るく見えていると思うのですが、明るい所で気持ちを晴れやかに稽古が出来る。この土俵に立つとですね、現役中ここで稽古したかったと思うような作りですね」

と感激した様子。

荒磯部屋への支援だけでなく、このアイベース福岡は地域貢献にも利用する予定だという。特に地域の子供達へ相撲普及のためのイベントなどに解放され、そこに荒磯親方や荒磯部屋も

「こういう時期なので直接の接触は難しいが、出来るならば次の大関・横綱を発掘したいという気持ちもありますし、少しでも相撲の良さをたくさんの方に知ってもらいたい」

と、積極的に協力していくつもりであることを語った。

今後も一緒に成長していきたいと語るアイ工務店の松下社長。地域貢献やバックアップも含め、今後もより深い繋がりとなって相互に協力し合う、素晴らしいパートナーとなりそうだ。

アイ工務店という非常に心強いバックアップがある中で、荒磯親方率いる荒磯部屋の活躍が期待される。

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