幼児教育に迷う保護者をサポート。子供を高学歴に育て、医者にしたい保護者のための「幼児教室ひまわり」とは

2021/09/16
マガジンサミット編集部

今回お話しを伺ったのは子供を医者にしたい保護者のための「幼児教室ひまわり」の塾長熊野 貴文氏と講師を務める柴田氏。教室やその想いについて語ってくれた。

「幼児教室ひまわり」とは子供を医者にしたい、東大や京大に入れたいなど高学歴に育てたいという保護者を対象にアドバイスしている教室。実際、高学歴に子供を育て東大合格に成功した親や幼児教室を運営している講師などプロフェッショナルな方が自分自身の体験、指導経験を元にどのようにすれば子供の学歴が高くなるのかを指導する。

教室の中で学歴に特化した理由を熊野氏に聞くと子育ての悩みは目的が特に明確ではないので保育園や幼稚園の先生、市役所など幅広くアドバイスしてくれる行政に聞けばいいが、学歴を高くすることについてはその目的が明確。そして他の場所ではなかなかその回答はもらえない。そのため、学歴を高くするという目的を達成するために「幼児教室ひまわり」がアドバイスをしていると話す。しっかりとした教育を施してあげたいが方法がわからない、頭脳の柔軟な幼少時代が、運命を決めると分かっていながらも、何をしてよいかが分からず、時間ばかり過ぎていくことに焦りを感じている保護者に対して、導くような指導を行っている。

実際に保護者からはどのような質問が多いのかと講師を務める柴田氏に聞くと、おもちゃで遊んでいてもすぐに飽きてしまって持続性がない、気が散漫で落ち着きがないことに対してどうしたらいいのかという質問や共働きの中、勉強を見てあげたり、コミュニケーションを取りたいものの時間管理がなかなかできないのでどうしたらいいのか教えて欲しい、子供が親の言うことを聞いてくれない時の対応、保育園に行っても友達とうまくいかなくて先生を困らせてしまうなど、多くの人が抱える悩みから深刻な悩みまで相談の内容は多岐に渡ると教えてくれた。そして、それに一つ一つ丁寧に寄り添っていく。

幼児教室ひまわりで講師を勤める柴田氏は実際に幼児教室を運営しているプロだ。自らの教室の他に保育園での育脳の仕事もいくつか担当している。今まで経験したケースを聞いてみると、生徒の中で少し発達が遅れていると感じる子供がいて、幼稚園や保育園の先生からも行政の方に相談したらどうかと言われている保護者がいた。ただ、そのようなことを受け入れることはなかなか難しい。それは親心もあり、他の子供に比べて少し遅れているだけで、何も変わりはないんだと信じたい気持ちからくるものだ。そのような悩みを持つ教室に通う保護者から柴田氏にどうしたらいいのかと相談がきたと言う。そして小学校に入るまでに子供と一緒にある程度の学力をつけて欲しいとの想いを受けた。そこで真摯にその子供と向き合って自分だけではなく保護者も含めて3人で日々進んでいると言う。常に子供の目線に合わせ、更には保護者の気持ちにも寄り添うようにしていると現状を話してくれた。高学歴に育てたいという願いはもちろんだが、このように遅れがある子供のペースを考えて幼少期のうちに教育に対して追いつけるようにと、しっかり対応できるメリットもここにはある。

柴田氏の教室では子供とその保護者、講師の3人で1時間ほど行われる。子供にとって保育園や幼稚園は集団の中の1人になるが、柴田氏の教室にきた時はその子供1人と向き合う時間のため長所を褒めたり、抱きしめたりとスキンシップを大切にしていると話す。そうすると子供だけでなく、保護者も笑顔になり、柔らかい表情で見守ってくれているため子供にとっても更に心地よくなる。最後には良い雰囲気で子供も保護者も帰宅していくと教室の様子を教えてくれた。普段、柴田氏から保護者には子供たちの簡単なスケジュール表や課題を渡している。そこで子供が朝何時に起きて夜何時に寝たのか、絵本を何冊読んだか、1日2枚ノルマの宿題のプリントを何枚やったかなど1週間の簡単な管理、確認を行うようにしている。そうすることによって保護者の気持ちも引き締まり、子供の生活リズムの管理や今後の継続に繋がると柴田氏は話す。今後の意気込みを柴田氏に聞くと、一つのことに集中する子供が最近少ない中で玩具を通して集中力やひらめき、発想力を学んでもらい、育てていきたい。そして学んだことが子供や保護者にとって良かったと思ってもらえるような時間を提供したいと話してくれた。

最後に塾長である熊野氏に2021年5月末に教室から出版された「子供を医者にした親たちが幼少期にしていたこと」の書籍について聞いた。本の内容は日常生活全般や生活面、そして塾の選び方や習い事など子供を賢くするためにはどうすればいいのかということに対してワンポイントアドバイスを行っていると熊野氏は話す。なぜタイトルに大学名などではなく、医者というキーワードを入れたかについて聞くと、医学部に入るというのは特定の大学に入るよりもとても難しいことのため、子供たちにそのような学力を身につけてもらえたらと考えた上。そして医者に向いている子供にとってはそれを確実に成し遂げられるようにと教育のゴールを設定したためだと話す。特に有名になりたいということではなく、教室の考え方や教育方針に対して共感してもらえる人に響けばとこの本を出版した。そして本を出すことが教室の実績になり、現在、受講している保護者にとっての自信やモチベーションに繋がったらいいと本への想いを話してくれた。子供を賢くしたいと心から思っている保護者にとっての相談先が「幼児教室ひまわり」となり、そのノウハウを必要としてくれている人にとって安心して取り組める環境をつくりたいと今後の展望を熊野氏は語った。

子供にできる限りの教育を施してあげたいと思う保護者は多い。そのような中、子供の教育に対して迷いがある、焦っている保護者にとっては気付きやヒントがここにはあるのかもしれない。

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