プロランナー川内優輝が語る、Garminとともに作る最適なコンディション管理

2025/06/18
マガジンサミット編集部

アメリカ発データ活用のプロフェッショナル、ガーミンジャパン株式会社(Garmin)は、レースランナーやトライアスリートの“トレーニングパートナー”として支持されるランニングGPSウォッチ「Forerunner(フォアランナー)」シリーズより、「Forerunner 970」「Forerunner 570」を6月5日(木)に発売。発売に伴い、ランナーのパフォーマンスアップをサポートするGarminの多彩なトレーニング機能をご紹介する体験会を6月17日(火)に「Re.Ra.Ku PRO 竹橋皇居前店」にて実施した。

体験会では、Garmin アンバサダーでありプロランナーの川内優輝選手とのランニングセッションやトークセッションが行われた。さらに進化を遂げた最新モデルやアクセサリーが紹介されるとともに、川内選手によるGarminを活用したトレーニング術やコンディションづくりについての説明も行われた。

2003年に世界初の手首で計測する GPS トレーニング端末として誕生した「Forerunner(フォアランナー)」シリーズは、常に先進のトレーニング機能を搭載し進化を続け、現在ではトップアスリートをはじめとする世界中のランナーから支持される GPS ランニングウォッチの代名詞としての地位を築いている。ダイエットランなどのエントリーランナーから、トレイルランやウルトラランまで、ランナーの目的やレベルに合わせた豊富なラインアップと先進のトレーニング機能で、全てのランナーをサポートする。

「Forerunner」シリーズには、エントリーランナー向けの「165」やフラッグシップモデルの「265」、ハイエンドモデルの「965」などがある。6月に発売されたばかりの「570」と「970」は、どちらも高彩度AMOLEDディスプレイになっているため、太陽光のもとでもディスプレイを見やすくなっている。

そのほかにも、両機種の新機能として、スマートフォンではなくウォッチで通話ができ、ラップごとの心拍数を音声で伝えてくれる「スピーカー&マイク」、そして、より正確に心拍数を計測できる「第5世代光学式心拍計」が搭載されている。「970」のみの新機能としては、ランニングの効率を数値化する「ランニングエコノミー」が使用できる。

また、「265」以上のモデルには「トレーニングレディネス」の機能があり、目的に応じたパフォーマンス向上の最大化を図ることができる。どれくらいトレーニングの準備ができているか、の確認のために、「睡眠中心拍変動」や「長時間睡眠データ」「リカバリータイム」などの私生活の健康状態のデータを活用可能。

川内選手は「Forerunner 265」を使用し始めてから睡眠スコアの計測も始めたという。それ以前も睡眠時間の長さは意識していたが、睡眠スコアの計測を始めてからは、"睡眠の量"に加えて"睡眠の質"も意識するようになった、と語った。さらに、どうやったら睡眠の質が向上するのかを考えるようにもなり、今の体のリカバリーにも取り入れているそうだ。

そして、会場のスクリーンには川内選手の2日分の睡眠データが映し出された。4月24日のデータは、睡眠スコアが100点中97点ととても高く、睡眠時間は8時間以上、睡眠の質も「非常に良い」と表示されている。

睡眠スコア97点を出した日については、川内選手は「最近自宅では90点台が出ることが多くなっています。『西川AiR』のマットレスに替えて、入浴剤を入れたお風呂に入る、遮光性のカーテンを使う、といったことで睡眠スコアの向上に役立っているのかなと思います」と、睡眠の質を高めるために試していることを伝えた。

睡眠スコアとパフォーマンスの関係については「睡眠スコアが高いときの方が、きつい練習でも集中できて、良い形で終えることができました。97点が出た前後の日も90点台を連発していて、この週のレースでも、故障後のベストで走ることができました。睡眠でしっかりとリカバリーをして、レースに向けて気持ちを整えていくことが上手くいきました」と、マラソンにおける睡眠スコアを高く保つ重要性を語った。

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