
皆様はボートレースが‟社会貢献スポーツ”ということをご存じでしょうか。全国のボートレースを主催している地方自治体は、レースの売上から得られる収益の一部を教育や社会福祉、環境の整備などに使用し、社会に貢献しています。
今回は地方自治体がボートレースの収益をどのような形で使い社会貢献を行っているかなどを紹介していきます。
社会貢献スポーツ BOATRACE
全国に24か所あるボートレース場にて行われるボートレース。6艇で600mのコースを左回りに3周する形でレースが行われます。レーサーは全年齢・男女混合で、レーサーの健康に配慮した男女別の最低体重に関する規定以外は全員が同じルールでレースを行います。
ボートレースの主催者である全国103の地方自治体は、モーターボート競走法という法律に基づいてレースを開催。収益の一部は各地方自治体にて、住みやすい街づくりや国内外の社会課題の解決のために使われています。

社会貢献スポーツBOATRACE 特設サイト
https://www.boatrace.jp/extent/common/csr/index.html
自治体による収益金活用例
・春日部市では放課後児童クラブを設置

共働き世帯の増加により、放課後の子どもの居場所確保は全国的な課題に。BOATRACE 戸田の主催者「埼玉県都市ボートレース企業団」の構成市である春日部市は、公益事業の収益を活用し市内全23小学校に放課後児童クラブを設置しました。
放課後児童クラブは学校敷地内または学校に隣接しており、子どもたちは移動のリスクを減らして放課後を安全に過ごすことができます。 また、クリスマス会などの季節行事も実施。長期休業中は様々な体験活動を実施し、楽しみながら協調性や感受性、自主性を育んでいます。
・鴻巣市では小学校校庭・公立保育所園庭を芝生化

春日部市と同じく BOATRACE 戸田の主催者「埼玉県都市ボートレース企業団」の構成市である鴻巣市では、ボートレースの収益金により小学校校庭・公立保育所園庭の芝生化を実施。夏場の表面温度の上昇を抑え熱中症のリスクを低減させるほか、転んでも怪我をしにくいため思い切り走り回れるなど、校庭の芝生化には多くの利点があります。
実際に導入した小学校・保育所では休み時間に外遊びをする児童が増え、擦り傷などの軽微な怪我が減少したというデータも。また、芝生の管理には保護者や地域住民もボランティアとして参加しており、学校と地域をつなぐコミュニティ形成の場としても機能しています。
・北九州市では子ども食堂開設支援事業を実施

BOATRACE若松の主催者・福岡県北九州市では、ボートレースの収益金で子ども食堂の開設支援事業を実施。子ども食堂では食事を大勢で一緒に食べるだけでなく、調理や後片付け、学習支援、遊び、基本的な生活習慣習得の支援なども行っています。
ボートレースアンバサダーの植木通彦さんがボートレースの地域貢献活動を紹介
ボートレースの公式YouTubeチャンネル「ボートレース公式 BOATRACE official」では、元ボートレーサーで現在はボートレースアンバサダーを務める植木通彦さんが「植木さんぽ」と題し、ボートレースの地域貢献活動を紹介しています。
今回紹介した以外にも、体育館の耐震補強、災害からの復旧支援、地域バス運行事業、緩衝緑地帯の整備など、社会の様々な所で活かされているボートレースの収益金。今後もどのように社会貢献のために使われていくのか、注目していきたいと思います。







