TEAM NACSリーダー森崎「大泉、安田ら売れっ子4人の演出を手がけるのは重圧」

2018/03/15
マガジンサミット編集部

TEAM NACS第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』の東京公演が「TBS赤坂ACTシアター」で3月14日からはじまり、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢磨らメンバー5人がそろって取材を受けた。

それぞれ役者としてソロ活動が忙しいため、5人集まっての本公演は約3年ごとの開催になる。前回は古沢良太脚本、マギー演出による『悪童』(2015年)だったため、リーダーである森崎博之が原案・演出を手掛ける「Rシリーズ」は6年ぶりだ。

森崎は「今、この4人を演出するのは勇気がいる。それぞれに素晴らしいドラマや映画に出演している俳優さんですから、重圧と申し訳なさ、そして遣り甲斐もある」と心境を吐露すると、大泉は「物語の盛り上げ方や感動とか森崎さんならでは。彼だからこその満足感が絶対ある」と語った。

千島列島の北東部にある「幌筵島」を舞台に、第二次大戦が終結した3日後、突如として侵攻してきたソ連軍との史実をモデルに描いており、5人は日本と北海道を守るために戦った名もなき戦士達を演じている。

公演名である『PARAMUSHIR』はアイヌ語でその島の名前。森崎は「物語の舞台でもある“73年前に北海道だった島”の名前を知らないまま劇場に足をはこんでもらいたかった。そのため正式名を発表せず、チケットを買うときに、なんて読むのかわからないまま購入いただくという…皆さまには大変な苦労をかけた」と、演出の一環だったことを明かした。

さらに「「TEAM NACS」を結成して20年以上も前からお世話になっている北海道の物語をやらせていただいており、真心がこもるようなお芝居になっている」。ぜひ、劇場に足を運んでもらいたいと挨拶。

また、北海道が舞台とあり“北海道弁”について聞かれると、「うーん。そだねー…」とつかさず合いの手を入れた森崎に対し安田から「おっさんが言っても可愛くないよ。あの方達(カーリング女子)が言うからいいのよ」とつっこみを入れられ、集まった記者たちの笑いを誘う場面もあった。

TEAM NACS 第 16 回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」囲み取材

TEAM NACSの本公演は、本編以外にカーテンコール後の通称「ご挨拶の時間」という5人の雑談(?)が魅力でもある。

ある地方公演の舞台では雑誌『anan』 の表紙を5人そろって飾ったことにふれ、「次はぜひ「SEX特集」をやりたい」と意気込む音尾、戸次、安田に対して大泉は「せっかくの舞台の余韻をめちゃくちゃにして…聞かないほうが良いですよ」とぼやきつつも、まんざらでもない様子だったという噂も。

そんな、涙あり笑いありのTEAM NACSの舞台『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』の東京公演は3月14日~2018年4月1日まで「TBS赤坂ACTシアター」で。若干の当日券もあるそうだ。また、映画館でのライブビューイングも決定しており、こちらは2018年4月1日に47都道府県で上映予定。

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