大泉洋、『ラストマン』の撮影なのに『相棒』水谷豊を真似る

2025/11/20
石井隼人

2023年4月期にTBSテレビ「日曜劇場」枠で放送された人気連続ドラマの劇場版『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(12月24日公開)。その“FIRST”イベントに当たるイルミネーション点灯式が11月19日に東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデにて実施され、福山雅治、大泉洋、永瀬廉、木村多江、吉田羊、宮沢りえが参加した。

クリスマスイブ当日の12月24日(水)に全国公開されることにちなんで、東京ミッドタウン・ミッドタウンガーデンのイルミネーションの中での実施となったこの日。集まったファンからの声援に歓迎されながらの登壇となった“ラストマン”こと全盲の FBI 特別捜査官・皆実広見を演じた福山は「皆さん、寒いですね~!でも皆さんの温かい声援のお陰で一気に温まりました。体は冷たいけれど、心は温かいです」と感謝を述べた。

皆実のバディとして共に事件に立ち向かう孤高の刑事・護道心太朗役の大泉は、ファンからの「カッコイイ!」との黄色い声援に一部で笑いが巻き起こると「どうして笑いが起こるの!?」とぼやきつつ「我々に当たる照明が眩し過ぎて皆さんの事が見えない!みんなどこにいるの!?」と笑わせた。

地元・北海道でのロケについて大泉は「わたくしの北海道が『ラストマン』に花を添えました」と胸を張ると、福山は「大泉さんがいる北海道は安心感があった。色々な許可も通ってしまうのではないかと。どこでも開けてくれそう。大使館とか」と大泉北海道顔パス説に言及し、当の大泉も「ええ、使いたい場所があれば私に言ってください」とジョークで返していた。

しかし大泉曰く、長崎出身の福山は「なんで今回函館?やっぱり長崎でやってほしいなあ」とぼやいていたらしい。これに福山は、大泉がモノマネする福山の声色を真似して「だって大泉さんが『ラストマン』の前に北海道・函館を舞台にした『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』をやられていたでしょう?ちょっと悔しくなちゃってえ」と嫉妬。このノリに大泉は「僕よりも濃い福山雅治は止めて!」と大笑いだった。

一方、心太朗の甥であり警察のキャリアを約束されたエリート・護道泉役の永瀬は「2、3年ぶりの『ラストマン』の撮影という事で、インの日は緊張しました。どういう感覚だったのか、空気感を思い出すのに時間がかかった」と回想。

ところが敏腕刑事・佐久良円花役の吉田が「私は全然緊張しませんでした!皆さんが集まった途端、佐久良班の空気感になったから」と述べると、永瀬は「そうそう、僕も一緒っすわ!今言われて確かにと思った。役衣装のスーツ着たら記憶が蘇って全然緊張せんかった。すぐに楽しくなった」と前言撤回し、大泉から「さっきと言ってる事が全然違うじゃん!」とツッコまれていた。

さらに大泉は永瀬の撮影時の様子について「僕が覚えているのは、君がふざけていた事!本番前にふざけて笑ってNGを出していたよ」と暴露。

それを否定する永瀬は「いやいや、一番ふざけていたのは洋さんです!お茶を飲むシーンではテレ朝のドラマのキャラクターのモノマネをしていた。僕は笑いを堪えるために口の中を噛んだりしたから、撮影後に腫れてました」と被害を訴えると、大泉は「そうそう、あの頃出来るようになったばかりの右京さんをね。延々とやっていました」とすまし顔でネタバレし、永瀬は「撮影の裏側では護道心太朗ではなくて、杉下右京でした」と大泉のモノマネレパートリーを思い出していた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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