放送作家が一押し!永野やザコシショウに続け!ブレイク期待の関東芸人

2016/06/12
大石依里香

最近、永野をはじめハリウッドザコシショウ、バイきんぐなど、まさか一般的にブレイクするとは思ってもいなかったような芸人が活躍中。彼らに続いて、何かがきっかけでいつブレイクしてもおかしくない可能性を秘めつつ、まだそこまで世に出ていない芸人はたくさん存在します。

 

そんな中から、特に今、お笑い好き放送作家の中で「次にブレイクしてほしい!」と話題になっている3組を御紹介します!

くだらない!ヤバイ!間違いない!

まずは、げんしじん事務所所属【虹の黄昏】。コンビ名は詩的ですが、ネタはとにかくハイテンション、最高にくだらない、そんなコンビです。個人名も“野沢ダイブ禁止”と“かまぼこ体育館”とふざけた名前。アングラな雰囲気はあるものの、全力でくだらない事してる姿は実は子どもにもハマるのではないかと思っています。

 

出典:公式サイト www.genshijin.com/NewFiles/nijinotasogare.html

 

彼らの単独ライブはチケット即完ですが、なかの芸能小劇場で開催されているげんしじん(彼ら風に言うとGSJ)事務所のライブは客が割と少な目で、それ故に当日でもチケット完売を気にせず余裕で入れるのでオススメです。


異常に高頻度で開催されているので、たまたま時間空いた時にでもフラッと行ってみてぜひ虹の黄昏に圧倒されてください。通うとGSJ事務所全体を愛せるようにもなります。あと料金も800円なので、「安い!ヤバイ!間違いない!」です。

 

虹の黄昏 アクション


 

じわじわくる男子校同級生コンビ!

続いて、よしもと所属【高校ズ】。以前に某番組で連日大量に若手芸人さんのオーディションをした際、大変面白くて好きになってしまいました。森さん秋月さんというボケ2人が醸し出す怪しいダメ人間ぽい空気と、反対に真人間ぽい雰囲気の岩本さんのツッコミがクセになるトリオで…と書きたかったのですが、残念な事に昨年末に岩本さんが抜けてコンビに戻っていました(誰かWikipedia直してあげて)。

 

スクリーンショット引用 search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=3546

 

コントも面白いのですが、やはりなんといっても歌ネタ。代表的な「♪パレスチナ料理~」という曲は、面白すぎて疲れるほど爆笑。聴いたらあなたも、私のように日常生活の中で普通に口ずさんでしまうこと必至ですよ。

 

オリジナル曲を5000曲持つトリオ芸人【芸人動画図鑑】【高校ズ】

 

絶対子供にウケそうな男女コンビ!

そして、マセキ芸能社所属の男女コンビ【スーパーニュウニュウ】。最近ではテレビ東京『じわじわチャップリン』のふきだまりでも目立っていますね。ボケの女性ふるやいなやさんの奇想天外なキャラや奇想天外な工作小道具が特徴で、それに巻き込まれる大将のツッコミが絶妙です。ふるやいなやさんは自宅のクローゼットでハリネズミを飼うなどマジモンの不思議ちゃんなので、危うい変人を見ているハラハラ感も味わえます。

 

また、自作の小道具が楽しいので、このコンビも子どもが見たらハマるのではないでしょうか。Eテレ『おかあさんといっしょ』のガラピコぷ~みたいに、「世の中には色んな人が生きてるんだよ」という教育にもなる気がしています。

 

スクリーンショット引用 www.maseki.co.jp/talent/prof_print/supernyunyu_prof.pdf

 

スーパーニュウニュウ『隣の女がわくわくさんみたい』

 

今回挙げた3組以外にも面白い芸人さんはたくさんいますので、是非いろんな方々をチェックしてみてください。また、今回取り上げようと思っていた【メンソールライト】さんが知らぬ間に落語家になっていたり、九州地区~男子高校ズがコンビになっていたりと、少し目を離した隙に芸人さんの状況が変わることもあるので、チェックはお早めに!

 

< 取材・文 / 大石依里香  >

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この記事を書いた人

大石依里香

放送作家。1982年生まれ。 バラエティ番組のADとDを経て、30歳の時に夢だった放送作家に転職しました。辛い時は種田山頭火の句集を読みます。実績「おじゃ MAP‼」 「おはスタ」「林先生が驚く初耳学!」など。

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