韓国で古くから愛される伝統菓子「薬菓(ヤックァ/ヤッカ)」をご存じだろうか。小麦粉・はちみつ・シナモンなどからなる生地を揚げてできたお菓子で、花に似た可愛らしい見た目と優しい甘さが特徴である。
日本でもSNSを中心に密かなブームになっている薬菓を楽しめる“ニュートロスイーツ”カフェが、4月23日から5月12日にかけて、表参道で期間限定オープンする。「ガーナ」でお馴染みの株式会社ロッテが、ガーナ誕生60周年を記念し運営するポップアップストア「Ghana CHOCOLATE HOUSE」だ。一足先に、話題のニュートロスイーツを味わってきたので、その魅力をお伝えしたい。
明治神宮前駅から徒歩1分ほど、ガーナチョコレートのような真っ赤な外観で、クラシックなカフェがお出迎え。中は、1階で注文、2階で食事ができるようになっている。
本ストアのコンセプトは“Ghana meets 薬菓”。提供されるのは3種類のメニュー『ガーナチーズケーキ meets 薬菓! 』『ガーナソフト meets 薬菓!』『デコガーナ meets 薬菓! 』で、メニュー名の通り、いずれにも薬菓が取り入れられている。そして、チーズケーキとガーナソフトは、東京・学芸大学に店舗を構え、月3日のみオープンする大人気チーズケーキ専門店の「A WORKS」が監修したメニューとなっている。
まず『ガーナチーズケーキ meets 薬菓! 』を実食した。A WORKSのシグネチャーメニューであるチーズケーキが、薬菓の特徴である花のような見た目になって登場!「見たことのない薬菓スイーツをご提供したい!」という想いから、 オリジナルの型を開発したそうで、斬新でなんとも可愛らしい外見には、食べる前からワクワクが止まらない。チーズケーキのほか、ガーナブラックを使ったソースと、A WORKSのチーズケーキお馴染みの俵型の生クリーム、ミルクチョコレートが添えられている。ソースをかけると、チーズケーキにチョコレートが滴り、写真映え間違いなしだ!
気になるお味は、ガーナのなめらかな口どけと濃厚なチーズが相性抜群でおいしい。土台に敷かれている薬菓がサクサクした食感と、シナモンとハチミツ、レモンの風味を加えてくれる。見た目も味も新しい体験だった。
つづいて、『ガーナソフト meets 薬菓!』。ガーナの濃厚な味わいが感じられる、ぽってり可愛らしい見た目の太巻きソフトクリームで、春夏秋冬に合わせて、春「いちご・ミルク」 、夏「とうもろこし・岩塩」、秋「りんご・紅茶」、冬「バナナ・キャラメル」の4種類のフレーバーが提供される。
今回、夏の「とうもろこし・岩塩」をいただいたのだが、チョコレートととうもろこしの甘みの後に岩塩のしょっぱさが来て、全体を引き締めてくれていた。甘い×しょっぱいは合うに決まっている。散りばめらたドライコーンは、食感のアクセントになっていた。
最後に、『デコガーナ meets 薬菓! 』。こちらは、A WORKSコラボメニューを注文した方がセットで購入でき、オリジナルの薬菓を作れる体験型メニューだ。店内には、フォトジェニックなスポットがあるので、ニュートロな薬菓と共に撮影するのもおすすめ。
チョコレート好き、チーズ好き、韓国好き、A WORKSファン、どんな方にとっても新しい体験ができる「Ghana CHOCOLATE HOUSE」!ガーナと薬菓、A WORKSがコラボレーションした、ここでしか食べられない“ニュートロスイーツ”をぜひお試しあれ。
■店舗概要
名称:Ghana CHOCOLATE HOUSE(読み方:ガーナチョコレートハウス)
所在地:東京都渋谷区渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアザビル1F/M2F
営業日:2024年4月23日(火)〜5月12日(日)
営業時間:11:00〜18:00
アクセス:明治神宮前駅徒歩1分