
2025年10月3日(金)から11月3日(月・祝)まで、成城石井が台湾グルメフェア「成城石井が見てきた!台湾美食祭」を開催中!
台湾グルメの定番といえば、「排骨」や「魯肉」などを使った肉料理から麺料理、「杏仁豆腐」をはじめとしたデザートまで豊富。それらが成城石井ならではの味わいになって登場しています。全31品中、新商品は25品も!
その中から厳選した7品を試食した感想をお届けします。商品開発担当者の推しメニューは、コメント付きでご紹介します。
1.成城石井自家製 絹ごし1丁台湾風麻婆豆腐

「成城石井自家製 絹ごし1丁台湾風麻婆豆腐」755円(税込)
10月2日に発売された麻婆豆腐から。
甜麺醤、麻辣醤、豆鼓醤、豆板醤の4つ醤を使用した成城石井の人気商品「四川山椒ピリ辛麻婆豆腐」の麻婆餡をベースに、絹ごし豆腐を丸ごと1丁使っているのが特徴。崩して食べるのが新鮮です。
「台湾では塩風味の麻婆豆腐が多い中、既存商品の『四川山椒ピリ辛麻婆豆腐』の風味も残しつつ、ネギソースと山椒をのせて、新しい風味に仕上げました。当社の麻婆豆腐の新商品として定着させたいです」(商品開発担当者)
試食したところ、4種類の醤がバランスよく合わさり、それぞれの特徴的な辛味が一気に口の中に広がりました。辛いもの好きにはたまりません! ラー油やネギ油の香りも食欲をかきたて、中華料理店で食べる本格的な麻婆豆腐といったところ。豆腐を崩して餡と混ぜて食べると、まろやかな食感の豆腐と辛さが絶妙にマッチしてくせになります。
2.成城石井自家製 中華味噌仕立ての台湾風豚角煮

「成城石井自家製 中華味噌仕立ての台湾風豚角煮」971円(税込)
10月15日に発売される豚角煮!
豚角煮は、一般的に醤油ベースで甘辛く仕上げるものが多いそうですが、成城石井セントラルキッチンの料理人と商品部のバイヤーが台北に訪問した際、現地でまろやかな味噌の味わいが引き立つ豚角煮と出会ったことから、気づきを得て開発したのだそう。現地の味わいにならい甜麺醤を使用することで、深いコクとやさしい甘みを引き出しています。
試食したところ、豚肉はオリジナルの甜麺醤がしっかり染み込んでいて、箸で触れただけでほろっと崩れるほど柔らか! いつもの醤油をベースとした角煮とは一味違う奥深さを味わえました。
3.成城石井自家製 台湾風排骨(パイコー)レタス炒飯
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「成城石井自家製 台湾風排骨(パイコー)レタス炒飯」755円(税込)
10月1日に発売された台湾グルメの代表、排骨飯をイメージした商品です。
排骨は、豚肩ロース肉に五香粉と調味料で1枚1枚下味をつけ、衣とカレー粉をまとわせてから揚げているという手の込んだつくり。下味に使用する五香粉を控えめにする一方、最後にまぶすカレー粉をしっかりと香らせ、日本人好みの味わいに仕上げているのだとか。
試食してみたところ、カレー味の排骨と炒飯が絶妙にマッチしていて、台湾を超えた完全オリジナルな排骨炒飯に仕上がっていると感じました! 見た目や健康バランスも重視しているのか、オクラと煮卵のトッピングが彩り豊か。食べ応え抜群なので、ガッツリ食べたいときにおすすめです。
4.成城石井自家製 五香粉を効かせた自家製魯肉の台湾風意麺

「成城石井自家製 五香粉を効かせた自家製魯肉の台湾風意麺」647円(税込)
10月1日に発売された、現地の定番料理「意麺(イーメン・小麦粉と卵から作られた平打ちのちぢれ麺)」を成城石井らしくアレンジした商品です。
台湾といえば「ルーロー麺」。日本でも定着していますが、「意麺」はまだあまり日本で知られてないということで、平べったい麺を自社で開発して商品化した、成城石井イチオシメニューなのだとか。
試食したところ、しっかり煮込まれた豚肉に、お酢を少し加えたとのことで、後味サッパリ。現地の意麺はニラともやしをトッピングしますが、今回は彩りも考えて、紅生姜と煮卵も追加したそうで、なんとも贅沢。味も濃すぎず全体的に甘めで美味しかったです。担当者が推すだけあります!
5.成城石井自家製 桜海老の台湾風豆乳粥

「成城石井自家製 桜海老の台湾風豆乳粥」539円(税込)
10月3日に発売された豆乳粥です。
台湾の朝食メニューとして親しまれている「鹹豆漿(シェントウジャン)」は、温かい豆乳を酢や調味料でおぼろ状に仕立てたやさしい味わいのスープに、油条(台湾の細長い揚げパン)を浸して食べるもの。現地を訪れて食べた料理人が感動して、お粥としてアレンジしたのだそう。
試食してみたところ、ネギと桜海老がアクセントになっていて、全体の塩加減も絶妙。揚げバケットに鶏ガラスープがしっかり染み込んでいて、口に入れるとスープがじゅわっとあふれ出します。下の段のお粥の上に、泡立てた豆乳スープの2層仕立てになっていて、電子レンジで温めると、それぞれの旨味がより一層、混ざり合い、豆乳とお粥の優しさが引き立ちます。
6.成城石井自家製 とろり、とろける本格杏仁豆腐

「成城石井自家製 とろり、とろける本格杏仁豆腐」431円(税込)
続いては10月1日に発売された杏仁豆腐です。
一般的に、杏仁豆腐には「杏仁霜(杏の種子の粉末を加工したもの)」を使いますが、あえて使わずに、杏の種子を24時間漬け込んでじっくり抽出した抽出液を使用することで、杏仁の風味が引き出されている本格派!
「今までは杏仁豆腐×フルーツ&ゼリーなどの商品をご提供してきましたが、今回は本気の杏仁豆腐を作りました」(商品担当者)
試食してみたところ、とろっとろで濃厚! 高級感のある香りと食感で、これまで食べたどの杏仁豆腐よりも高い幸福感を味わえました。一度食べたら止まらなくなります。
7.成城石井自家製 アカシア蜂蜜の台湾風バニラカステラ

「成城石井自家製 アカシア蜂蜜の台湾風バニラカステラ」1,394円(税込)
最後は10月2日に発売された台湾カステラです。
台湾スイーツの定番「台湾カステラ」にクレームシャンティ(甘みを加えた生クリーム)を挟んでいます。カステラ生地は、アカシア蜂蜜を使用し、メレンゲを使用する別立て製法で作ったふわふわ感が特徴です。
「カステラを蒸すときに蒸気を加えることでしっとり感を実現できました。またアカシア蜂蜜を使用したことで、甘すぎないカステラに仕上がりました」(商品担当者)
口に入れた瞬間に蜂蜜の風味がふわっと広がり、もっちりふんわりしたカステラの食感と、さっぱりした生クリームの相性が抜群。一般的な台湾カステラよりも品のある味わいで、まるで高級ケーキを味わっているかのよう。
重量感もあるので、パーティなどで皆でシェアしてもいいかも! もちろん一人で食べても最後まで飽きることなく食べられそうなほど、甘さ控えめで軽やかです。
最後に、開発担当・大橋さんのコメントをご紹介します。
「今回開発した新商品のうち、麻婆豆腐や豆乳粥、意麺は、特におすすめです。現地の味をもとに、日本人に合う味わいの成城石井ならではのオリジナル商品を作りました。新しい発見をしてもらえたら嬉しいです」
どれも美味しすぎて、本場の台湾グルメを味わうよりも日本人の舌に合わせてくれているせいか、ペロリと食べられてしまいました。一度食べたら、期間中はリピすること間違いなし!