恋愛にコンプレックスがある人が73%も!乗り越えるには…

2018/07/11
内藤 みか

アラサー女性で恋愛にコンプレックスを感じている人は、なんと73%もいるそうです(雑誌『GINGER』2018年6月号アンケートによる)。1位は「体に自信がない」、2位は「傷つくのが怖い」、3位は「顔に自信がない」ということですから、外見にコンプレックスを抱いている人が、かなり多いのかもしれません。どうすればコンプレックスを乗り越えられるのでしょうか。

自分の外見に自信がない

「外見に自信がない」と感じる女性がなぜ大勢いるかというと、最近はテレビや雑誌だけでなく、インスタグラムなどのSNSでも綺麗な女性がオシャレに過ごしている姿でいっぱいです。我が身を振り返って落ち込む人が出てしまうのかもしれません。

でも、実際には、画像を投稿するときは、加工アプリなどで多少盛っている人がとても多いのです。私の周囲にも、顔のシミを隠したり、目を大きくしたりなど、画像の修正に熱心な人が大勢います。けれどあまりにも盛った画像はどこか不自然で違和感があることも。綺麗すぎたり細すぎる女性よりもナチュラルな笑顔をする女性のほうが好きだという男性は、実はとても多いんですよ。

過去の傷を引きずっている

アンケートを見ると「過去に浮気をされたことが忘れられない」「以前、好きな人にフられてしまったのでもう自信がない」などと、昔の傷を長いこと引きずってしまい、今の恋愛にちゃんと向き合えない人が多いようです。打たれ弱い人が増えているような気がするのはなぜなのでしょう。

それは過去の恋をきちんと清算できていないせいもあると思われます。以前は恋が終わったら女友達と飲んで愚痴って泣いて、そして「次いこ、次!」とリセットする人が多かったのですが、最近は親しい友人にもなかなか本音を言えず、一人で抱え込んでしまう人がいます。新しい恋のためにも、まずは過去の記憶から卒業することから始めてみましょう。

自分からアプローチできない

過去に傷ついたことが忘れられていないと、新たに傷つくことにも必要以上に敏感になってしまいがち。よく聞くのは「もうこれ以上傷つきたくない」という言葉です。けれど、恋愛は今まで他人だった男女がコミュニケーションを取っていくものなので、時には喧嘩もすれば誤解が生じることもあるでしょう。

長く続く関係になるためには、お互いに歩み寄り、微調整を繰り返していく必要がありますが、ちょっとした揉めごとすらも怖いという人が少なくありません。トラブルがゼロの恋愛は、まずありません。小さなほころびにひるまず、少しずつ二人の溝を埋めていく手間をおしまなければ、きっと素敵な恋愛に発展するはずですので、一歩踏み出す勇気を持ってみましょう。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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