パイロットコーポレーションは、国内で初めて海洋プラスチックごみをリサイクルして生まれた「再生樹脂」を使用した油性ボールペン『スーパーグリップG オーシャンプラスチック』(税込110円)を、12月25日より発売する。再生樹脂は、テラサイクルジャパンが日本国内で回収した海洋プラスチックごみを材料としている。
同商品は、ボールペンのボディの一部に海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂を使い、その他の部分についてもリサイクル素材を使用することでエコマーク認定商品及びグリーン購入法適合商品となっている。
ベースとなる『スーパーグリップG ノック式』は同社の定番商品であり、グリップ感・書き味などの信頼性と安定感はバツグン。グリップ部に格子状のスリットを入れた”グリッドグリップ”を採用することで指の動きをしっかり捉え、力の弱い人でも安定した筆記ができる。また、”グリッドグリップ”でペン先近くまで覆うことで、持ち方や持つ位置にかかわらず握りやすいデザインとなっている。
同社は欧州市場においても、海洋プラスチックごみ(ペットボトル)からリサイクルした再生樹脂を使用した油性及びゲルインキボールペン「B2P(Bottle to Pen)」シリーズの発売などを予定。海洋プラスチックごみ削減への取り組みをグローバルに展開していく。
同社は「企業活動を通じて環境に与える負荷を可能な限り低減し、地球環境の保護に配慮することを重要な経営課題の一つと位置づけ、循環型社会の実現に向けた取り組みを更に強化してまいります」とコメントしている。