この夏休み、ハシゴするニャァ!ネコ好き新名所&イベントはココとココとココ

2019/07/23
N田 N昌

空前の猫ブームといわれて、しばらく経っておりますが、衰える兆しは微塵もございません。ちなみに、一般社団法人ペットフード協会が発表した実態調査によると、推定飼育数はすでに犬を上回っているとか。

たしかに、最近の絵本を見ておりましても、圧倒的に犬よりネコを扱ったものが多いようでございます。絵本の世界でも猫ブームなのでございます。その理由も単に世の中的に猫ブームだからということだけではないようでございます。

ヒグチユウコ様も有名ですが、実は猫を飼っている絵本作家さま、猫好きな絵本作家さまがゴイスーに多いのでございます。なぜか…理由は不明でございます。

ちなみに、こんなイベントも絶賛開催中でございます。

広島の尾道市立美術館で、7月6日(土)から9月1日(日)まで開催中の「絵本原画ニャ―! ~猫が歩く絵本の世界~」でございます。

こちらでは、15組の人気絵本作家の絵本に登場する猫たちをネコそぎ展示されております。その数、約250点!でございます。絵本も展示、販売

人気絵本作家の皆様が様々な手法で表現された猫たちを思う存分、お楽しみ頂けます。250点という原画やスケッチの他、制作資料も展示されておりますので、絵の面白さや豊かさもお楽しみ頂けるかと。

参加されている絵本作家さまもゴイスーに豪華でございます。加藤休ミ、きくちちき、100%ORANGE、石黒亜矢子、町田尚子、片岡まみこ、牧野千穂、あきびんご、きむらよしお、ささめやゆき、瀬川康男、にしまきかやこ、馬場のぼる、ハンス・フィッシャー、大道あや(順不同、敬称略)。

猫ファンだけでなく絵本ファンにも見逃せない展覧会でございます。

そして、もう一か所。

全国の猫好きから熱い視線が注がれているのが、東京は神保町でございます。そう、本の街、カレーの街として有名なアソコでございます。

その神保町で注目を集めているのが、猫専門の本屋さんでございます。

その名も「猫本専門 神保町にゃんこ堂」。本の数は約600種類、2000冊以上!とか。店に入ると、圧巻でございます。猫だらけでございます。

できるだけ表紙が見れるよう陳列されているため、余計にそう感じるのでございます。猫好きの方には、タマりまセブンな環境でございます。絵本の充実度もゴイスーでございます。小生がオススメの大人向け猫絵本がすべて置いてございました。

で、なにより驚いたのが、マニアック感を感じなかったことでございます。

猫好きでなくても、楽しめるのでございます。なぜなら、小説をはじめ、猫をテーマにした本自体が圧倒的に多いのでございます。へぇ~、この作家がこんな猫の本を書いているのか的な楽しみ方もできるのでございます。ちなみに、「人間の証明」で有名な森村誠一さまの「猫の証明」もございました。

おまけに、もう一か所。             

こちらは、九州は博多でございます。猫をテーマにした文学や美術書が約5000冊。福岡市の専門書店「書肆吾輩(しょしわがはい)堂」でございます。

ずっとネット上に店舗を構えておりましたが、昨年12月に実店舗デビューでございます。ほやほやでございます。

こちらの一番の特長は、ゴイスーにオシャレで落ち着いた店内でございます。

デートスポットにも最適かと。こぢんまりとした12畳の店内(2階建て)には、猫がテーマの古書をメインに、小説や写真集、さらにオシャレな外国の絵本も。2階には猫の博多人形やハンカチや陶器などの雑貨ございます。博多の新名所になること間違いナッシングでございます。

猫好きの方、絵本好きな方、どちらでもない方も、この夏休みは、話のタネに、尾道(広島)、神保町(東京)、博多(九州)と、全国猫スポット巡りをされてみてはいかがでございましょう。

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

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N田 N昌
この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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