もうすぐ夏休み!子連れ旅行の達人にきく旅行のテクニックとは?

2018/06/20
内藤 みか

もうすぐ夏休み!「どこかに連れて行って!」という子どもたちを大喜びさせる旅行プランを考えてみたいところです。できれば低予算で、などの大人の事情を叶えてくれつつ、子どもも満足する夏休みの過ごしかたを、子連れ旅の達人に聞いてみました!

必要なのは、大自然

『LEE』2018年5月号には、子連れ旅のコツを達人が指南する記事が。そこでハッとしたのは「子どもは自然さえあれば満足」という言葉。確かに、大好きな家族がいて一緒にお出かけするだけで、胸がわくわくするくらい素敵な夏休みなんですよね。

確かに私の子どもたちも、田舎のおばあちゃんちに遊びに行った時に、近くを流れる川で遊んだり、目の前にある山に登ったりと、それだけで大はしゃぎでした。子どもは自分たちで遊びを作り出せる天才。目の前には豊かな自然があればあとは自分たちで工夫して楽しめるんですよね。

余裕あるスケジュールで 

せっかく旅に行くのだから、あそこにも連れて行きたい、ここも見せてあげたい、などと膨らむのが親心。ついついスケジュールも詰め込みすぎですが、記事では、スケジュールには余裕をもたせましょう、と書かれていました。観光名所を駆け足でまわるより、現地の人と触れ合えるようなゆったりした旅のほうが感性が養われるとの考え方からです。

 たしかに、私の子どもたちも、島旅で私が道に迷った時に助けてくれた親切な農家の人の話を今でもします。旅先だからこそ人の優しさが身にしみたんでしょうね。子どもは気に入った場所でいつまでも遊びたがったり、急に発熱することもあります。さまざまなハプニングに対応できるよう、移動にも余裕をもたせておきたいですね。

滞在型の過ごしかたも

 子連れ旅の達人のなかには、ホテルのなかでずっと過ごすという方法を取る人も。プールやキッズのためのイベントなどを盛りだくさんに用意しているホテルも増えているので、そうしたところなら子どもたちも楽しく過ごせるのです。

せっかく旅に来たのに観光しないの?と思う人もいるかもしれませんが、私のまわりでもこうした過ごしかたをするご家庭が増えています。最近は猛暑日も多く、夏場に外を出歩くのも心配なので、ホテルで過ごすことを選ぶ人も。自宅と違う場所で過ごすだけでも子どもたちには充分な刺激になるのでしょう。

こうしてみると、どの達人も、急がず焦らず、旅をプランニングしているのがわかります。夏休みだからと家族サービスに燃えすぎず、家族みんながリラックスして過ごす夏休みというのも素敵かもしれませんね。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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