おばあちゃん家あるあるを思い出し郷愁にひたろう

2019/08/07
南城与右衛門

ぼちぼちお盆。独り身だとめんどくさがって実家に帰ったり祖父母が暮らす家を訪問したりすることがなかなか無くなります。でも思い出してみてください。子供の頃、年に数えるくらいの訪問でとびっきり嬉しそうな顔で迎えてくれた祖父母の顔を。今回は祖父母のお宅に行くのが億劫になっている人たちにおばあちゃん家あるあるを思い出してもらい郷愁を感じてもらいつつ足が向いたらいいなと思うお節介記事です。

食べ物編

・甘い麦茶

自宅で作られる麦茶はほろ苦いその名の通り麦の香り漂う麦茶。おばあちゃん家の麦茶はなぜか甘い麦茶。

[レシピ]……2リットルの麦茶に対し40~80グラムの砂糖。以上

水分が失われる夏、ばあちゃんは普段プレーンな麦茶を飲んでいるだろうに孫たちが来るということで気を利かせて甘くしてくれていたのでしょう。ガムシロップ? おばあちゃんはそんなハイカラなものは知りません、たぶん。麦茶が入った容器を空にしても翌日には満タンなっていた、ばあちゃんの気遣いに今思い出すと涙。フジミネラル麦茶が王道でした。

アッパーなお宅では瓶のキリンレモンをケースのダース買いしていたようです。

・おやつといえば……

凍らせた後くびれた部分を折って食べるアイス『チューペット(※ポッキンアイスとも)』。これ、本来は凍らせずジュースとして飲むようですね。

セロファンに包まれ小分けにされた寒天由来の『ミックスゼリー』、茶色と薄茶色の飴、パッケージもクリーム色と赤というおばあちゃんアイに引っかかりそうな配色の『純露』。このあたりが世代、地方問わず四六時中用意してあるおやつだったのではないでしょうか。そんな中、戦前戦後を生き抜いたうちのばあちゃんがおやつとして出してきたのは『白菜の漬物』。子供がおやつといえば甘味。ところがばあちゃんは軽く食べれるものと考えたのか漬物をよく出してくれました。

ばあちゃんは孫たちはいつでも腹ペコと思いこんでいるのか間食お構いなしに怒涛の食糧攻めをしてきました。食事となると人数の胃袋キャパをはるかに超える料理を次々出してきてちょっと困った記憶があります。これを母に尋ねたところ、ばあちゃんは食べ物に困った世代なので孫には腹いっぱい食べさせたいという思いなんだそうです。

インテリア編

・天井から吊るしてある蠅取り

蠅取り紙と言うそう。今でも5個500円くらいで売っています。主に天井にピン止めし粘着紙部分を引き出し吊るすという使用法。あれ自体に殺虫成分は無いようです。嫌でも目に入ってくるものなので気分のいいものではありませんでした。

寝室などは工務店などからもらってきた適当なカレンダーでしたが、メインでみんなが集まるリビングでは『皇室カレンダー』。恐怖の洋館で見かけるようなわりとデカ目の『振り子時計』。ぼーんぼーんと子供を慄かせました。どこも痛くないけど使ってみたくなる『置き薬』。ケルヒャーかよってぐらいの水圧を見せる水道の蛇口、そこに引っ掛けてあるみかんのネットに入れられた固形石鹸が懐かしいです。

できごと編

・到着即仏壇

ばあちゃん家に到着しあいさつも早々に仏間に通され仏壇にあいさつさせられました。まあ、盆ということでご先祖に挨拶するのは理に適っていますが、子供にとっては仏壇に供えられている落雁に興味津々。あれは食べられるのだろうか? と思っていたものです。

・いとこと気恥ずかしい距離感

お盆ということでいとこ家族なども集結します。前回あんなに打ち解けていたいとことの関係もなぜかリセットされちょっと気恥ずかしい距離感。そしてまた同じように打ち解けるの毎回の繰り返し。デリカシーのないおじさんが息をするように下ネタを繰り出してくるのも盆休み恒例の試練。

・トイレットペーパーが新聞紙

これは実体験の記憶なのか、思い込んでいるのか分からないくらい小さな頃のばあちゃん家でのこと。所謂ぼっとん便所でおしりを新聞紙で拭いていました。その紙が少なくなると新聞紙をいい感じのサイズに裁断する労働を科せられました。ほどなく散り紙(ちりし)なる文明が届いた記憶があります。

・お風呂は薪炊き

薪を突っ込んだことは無かったですが煙突があったので薪炊きだったのでしょう。浴室、浴槽はタイル張り。タイルが破損していたりするとエッヂが鋭利になって足を切って流血することもしばしばありました。

私と同世代だといくつかあるあるを感じて頂けたのではないでしょうか。里心がついたら帰省してみるのもいいかと思います。じいちゃん、ばあちゃんはあの頃と一緒で顔を見るだけでも喜んでくれるでしょうから。

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南城与右衛門
この記事を書いた人

南城与右衛門

"情報番組や誰も知らない深夜番組、ラジオなどを構成したり、ソーシャルゲームのシナリオを書いたりする、いわゆる駄放送作家。友達はPC、恋人は二次元、恩師はあらゆる漫画、といった充実した人生継続中"

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