若返りホルモン「マイオカイン」とは?スマホ依存による「老け顔」対策スキンケアに注目

2018/04/02
マガジンサミット編集部

マイオカインという、今、話題の内分泌物質をご存知だろうか?筋肉を動かすと分泌されるホルモンであり50以上の物質の総称だ。運動機能と健康に密接に関わる「若返りのホルモン」として、医学界をはじめ各方面から注目されている。

そのマイオカインを活用した、まったく新しい切り口のアンチエイジング・スキンケア商品が、化粧品・健康食品メーカー「ファンケル」から発売され、そのお披露目発表会が六本木のコンラッド東京にて開催された。

左から)「アンドミライ スキン アップフォッシュ」「アンドミライ スキン アップジェルクリーム」「アンドミライ スキン アップローション Ⅰ」

新ブランド「AND MIRAI」とは?

「AND MIRAI(アンドミライ)」は、現代の女性をとりまく生活環境とその課題に挑戦するスキンケアブランド。アラサー世代の女性がかかえる「スマホ下がり肌」などの悩みに本格的なアプローチを試みた商品だ。

ファンケルが20代~60代の女性500名を対象に行なった、現代女性のスマートフォンとの付き合い方に関する意識調査において、25歳~34歳のアラサー世代はスマホ依存した生活を送る「スマホ中毒」を自覚する人が他の世代より多く、20年前の同世代にくらべて、肌のうるおいや透明感などが低下した「スマホ下がり肌」の傾向があるという。

そこで、ファンケルでは「スマホ依存が高く実際のコミュニケーションの機会が減り、表情筋を動かすことが減少したために血行不良が起こりやすく、肌の弾力に重要なマイオカインの分泌量が減っているのではないか」とし、コラーゲンとマイオカインの関係性を研究した。

写真)商品説明を行う、ファンケル 化粧品事業部  商品企画 小林慶美氏

マイオカインとコラーゲンの関係

研究では、皮膚の線維芽細胞とコラーゲンから作成されるコラーゲンゲルをマイオカインの混合液で培養して混合培養液とし、ゲルの収縮率を調べる実験において、マイオカインを多く含む混合培養液ほどゲルの収縮率が高くなり、マイオカインが肌の弾力性維持を高めていることを確認。(下図1)。

また、同混合培養液で線維芽細胞を培養した実験では、マイオカインの含有量が多いほど細胞活性が高まり、コラーゲン産生量が増加することを確認したという。(上図2)

さらに、運動不足などで筋肉に蓄積した乳酸を用いてマイオカインの分泌量を調べたところ、乳酸の濃度が高いほどマイオカインの分泌量が減少することも分った。(上図3)

「スマホ下がり肌」とブルーライトの影響

お披露目会では、スマホ依存とブルーライトを浴び続ける影響についても言及された。

先の意識調査では、寝る直前までスマホを使用している人は94%であり、就寝までの使用時間は平均で約34分、長い人では80分にもなり、多くの女性が就寝前にスマホを使用することで“すっぴん状態”でブルーライトを浴びているとがわかった。

紫外線よりも波長の長いブルーライトは肌の奥に届くため、肌にさまざまな影響をおよぼす。ブルーライト照射前と過剰照射後の状態を調べた研究では、肌のターンオーバーと密接な関係があるコラーゲンの分解が進行し、肌細胞の生まれ変わり周期の速度が低下する様子がみられたという。

「スマホ下がり肌」に2つのアプローチ

このような研究結果をふまえファンケルでは、スマホの影響が著しい女性の肌に、主に2つの対策を施したスキンケアを開発するにいたった。

ひとつは、マイオカインを活用したスキンケア。ローズマリー油、カミツレ油、ニュウコウジュ油などの精油が、マイオカインの分泌をうながす機能成分をもつことを発見し、香りによるリラックス効果だけでなく「肌のたるみ防止となることも期待できる」としている。(上図4)

また、ブルーライトのダメージ対策には「ペプチド」や光ダメージをケアする「クレアチン」、八重桜由来の酵母を使用した「酒粕エキス」などを含む「桜発酵チャージ成分」を独自に開発。今までにない、まったく新しいスキンケアブランド「AND MIRAI」の誕生となった。

同社では、今後も引き続きマイオカインと皮膚機能の研究を続け、アンチエイジング効果との関係を探るとしている。

「AND MIRAI(アンドミライ)」は2018年4月1日より、化粧品の取り扱いがあるバラエティショップおよびアマゾン通販サイトにて発売中。また5月中旬から一部の直営店舗で販売される予定だ。

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