99%詐欺?!増加する夏休み【スカウト詐欺】!知っておきたい2つの対処ポイント

2016/07/29
放送作家 石原ヒサトシ

夏休み、東京の繁華街は若者で賑わいます。特に地方から遊びに来た女の子、そして最近は男子をも獲物に目を光らせているのが芸能関係者を装った悪質なスカウト詐欺です。

 

渋谷、原宿、新宿、池袋といった街では気をつけて下さい。軽く声をかけてくるスカウトの99%は詐欺だと言われています。

 

そこで芸能スカウト詐欺にダマされないよう、まず2つのポイントを覚えて下さい。

 

【芸能関係スカウトに対処する2つのポイント】

「芸能界に興味ありませんか?」だいたいこう言って近寄ってきます。

 

断ってもしつこい、興味があるけどいかがわしい、しかし…

 

「私って魅力あるんだ」「芸能人になれるかも」あわよくば的な欲って誰だってありますよね。詐欺はそんな心の隙を突くのです。ダマされないで冷静に!

 

①名刺をもらう

 

この時「お名刺いただけますか?」といった丁寧な言葉で対処するとよりグッド。詐欺のスカウトには「しっかりしている子で騙しにくそう」と思わせやすいし、逆に優良事務所のスカウトなら好感を持たれます。

 

名刺に書いてある事務所をチェック。有名な事務所ならまだしも、聞いたこともないような事務所の時は「興味が沸いたら連絡します」とこっちから言ってさっさと退けましょう。その場でスマホで事務所を検索とかしないように。HPに細工してある可能性もあります。

 

②何を言われても絶対に付いて行かない

 

スカウト詐欺は言葉巧みに操って「近くに事務所があるのでちょっとだけお話しを…」等と事務所へ連れて行こうとします。最悪の場合、そこに怖いお兄さんがいて無理やり理不尽な契約をさせられるというケースもあるとか。

 

ちゃんとした芸能事務所は素人を事務所に連れて行きません。声をかけたとはいえ得体のしれない素人を芸能事務所へホイホイ連れて行きますか?常識的におかしいでしょ。

 

【当たり前ですけど、携帯番号など連絡先は絶対に教えてはいけません!】

この2つを守ればイタイ目に合う危険性は低くなります。

 

こんなヒドイ目に合う!

もし詐欺芸能事務所へ行ってしまったら…

というか行ってしまったらアウトになる可能性が高いです。というのも、なんだかんだで誓約書を書く雰囲気に流されてしまいますから。

どんなことが待ち受けているかというと

 

○スナップを撮影し「可愛い」とおだてて登録させ、登録料と言ってお金を取る

○まずはエキストラからなどといって登録させ、登録料を取る

○ビッグ俳優、ビック歌手と“関係した”仕事をしているとか言って安心感を漂わせる(本当は接点なし)

○「合格したら連絡する」といって数日後合格の連絡が来る。特別感を出す

○契約は早い者勝ち、代わりはいくらでもいる、などと言って急かす

 

~詐欺なので、とにかくいい気分にさせて誓約書を出し、サインするよう持って行きます。紙に何か書いて契約したらアウト!と思って下さい。

 

もし契約・登録してしまったら…

 

○レッスン料、諸経費などお金を要求されます。最初は正常な事務所と思わせておいて、だんだんお金を支払わせるパターンも有ります

○辞めると言うと違約金を要求してきます

○辞めると言うと、もし、セクシーな宣材写真に撮っていたら「ばらまく」と脅されます

○オーディションがあると言われて行くとアダルトビデオの撮影現場で即出演

 

~などなど、こんな流れで確実に痛い目に合います。アダルト女優の中にはダマされて始めた人はいっぱいいると聞きます。そもそも、ちゃんとした芸能事務所はタレントからお金を取りません。お金を払う流れになった時点で詐欺です。

 

誰にも相談できないなら

出典:http://www.houterasu.or.jp/higaishashien/

 

スカウト詐欺にダマサれると後ろめたい気になる、恥ずかしくて誰にも相談できない、警察に届け出るのも気が引ける、と泣き寝入りするケースが多いようです。

 

そんなとき「法テラス犯罪被害者支援」という機関もあるので活用してみてもいいかも。

 

でも芸能界に興味があるし…

気持ちはわかります。でもいかがわしい事務所はダメです。

本当に興味があるならタレント事務所へ直接履歴書を送ってみて下さい。送れば誰かが見てくれるはずです。ダメだった場合連絡はありませんので電話で確かめるなんてことはしちゃいけません。

 

オーディション雑誌から情報を得るのも良いでしょう。

 

 

街でスカウトされて芸能界入りしたタレントの話も聞きますが、よく考えると事務所の人と街で遭遇しなければ誘われないので確率はかなり低いんです。

 

「スカウトされるなんて稀」

とは大手芸能事務所のマネージャーKさんの言葉。

「スカウトについて」リアルなお話を伺いました。

 

マネージャーは“スカウトをする”と決めて街へ行く時があります。1日で声をかけるのは数人、0人の時もあるそうです。スカウトする気もなく街を歩いていて目に留まり咄嗟に声をかける時もありますが、それだけ吟味しているのです。

 

声をかけても通常はいかがわしいと思われて話も聞いてくれません。

 

そこで、すぐに名刺を見せて“こういう有名タレントが所属する事務所です”と説明します。

立ち止まって話を聞いてくれる時は事務所のこと仕事のことなど少し説明します。親子一緒だったりすると話しやすいそうで、稀にカフェなどで話を聞いてくれるケースも有るとか。でも、すぐに事務所へ連れて行くなんてことは絶対にしません。

 

警戒された時は、しつこくしても嫌われるだけなので「興味があったらお電話下さい」と言って別れるそうです。電話があれば嬉しい、でも電話がなければご縁がなかったと諦める。

 

これはあくまでもKさんのスタイルです。これで有識なスカウトの感じがつかめたでしょうか。

 

名刺をもらったら調べてみよう

 

もし名刺をもらったらネット検索してよく調べて下さい。

 

芸能事務所といっても沢山あります。規模は小さくても大手の子会社も多いです。なので、小さい事務所だから信用出来ないと決めつけなくてもいいでしょう。テレビでよく見るタレントが数人所属していたら考えてみても良いと思います。

 

~ビミョーな事務所~

今は小さいけど頑張っていきたい、は【NG】

 

シビアな話しをします。

 

芸能事務所は幹部にテレビ局などとパイプがなければ大きくなりません。小さな芸能事務所が全てNGと言いませんが、大手の子会社でもない限りほぼ廃れます。あるいは奇跡的にタレントが売れても移籍金をもらって大手へ売ります。

 

昔、アイドルの女の子に知り合いがいましたが、何人かから同じ様な相談を受けたことがあります。小さな事務所でした。

 

なかなか仕事が入ってこないと、事務所から「セクシーな写真集を出さないか」と提案されました。つまりは「脱げ」ということ。まだ二十歳そこそこで、決してグラビアを主としていないのに度々言われたとか。

 

その子のタレント能力の有無は別として、事務所が小さいのでプロデュース力が乏しい。テレビ各局にコネクションもあまりない。だから、手っ取り早く雑誌、写真集等でヌードにさせて大金を取ろうと考えるのです。その子の先輩はヌードになった後この世界から消えたので断固拒否しました。

 

大手事務所なら時期尚早に「脱げ」なんて言いません。

 

その子はスカウトされた際「今は小さな事務所だけど頑張って大きくしよう」等と誘われ、意気に感じてお世話になると決めたとか。でも、自分の前に売れている先輩タレントがいない事務所は現実的にかなり厳しいです。

 

繰り返しますが事務所はちゃんと調べましょう。

 

最後にもう一度言いますが、スカウトの99%は詐欺と言われています。残り1%のチャンスを掴む人は決して危険な橋を渡りません。芸能の神が安全な道をリードしてくれるはずです。

 

ちゃんと信用と信頼の置ける事務所か慎重に見定めれば、シンデレラ・ストーリーが待ち受けているかもしれません。

 

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放送作家 石原ヒサトシ
この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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