「安全なパパ活」なんてありえない。等価交換の法則から考える危険アレコレ

2018/08/02
naokiyama

最近、若い女性の間で『パパ活』なるものが人気だ。経済的援助をしてくれるパトロン的な男性を探す活動の俗称で、一部の若い子がバイトやお小遣い稼ぎでハマっているという。なかにはブログやアプリを通じて「100%安全」「危険という人はパパ活をわかっていない」などと主張する子もいるようだ。だが、正直、危険な匂いがプンプンする。いったい何が問題で、どこが危険なのかを考えてみた。

援助の見返りに見合う価値とはいったい何か?

まず見ず知らずの男性からお金をもらおうとするのが危険だ。

それも無償で援助ということであれば、大いにリスクをはらんでいる。そもそもお金とは、価値を交換するのが役割だ。いわば、お互いの需要と供給が合致したときに初めて成立するもので、言わば「等価交換」だ。ビジネスの大原則でもある。

そのことを前提に考えた場合、男性が女性にお金を支払う時点で、その金額に見合う“何か”を交換していないとおかしい。しかし、パパ活の場合、その“何か”が曖昧になりがちだ。しかもタチが悪いことに、女性側は自分の夢を応援してもらう、男性側はあなたを応援したいという、本当かどうかわからぬ“善意”によって、その正体を隠してしまえる。ゆえに後々、大きなトラブルになりかねない。

もしも邪な思いが混ざっていたら…

そのトラブルとは、誤解を怖れずに言えば売春だ。男性は経済的援助という名のもとに善意でお金を渡す。女性はそうした意味を含む含まず関わらず受け取る。表面上は“困った人を助ける善意ある行為”にも受け取れそうだが、うがってみれば、そこに邪な思いが混じっていたとしても不思議ではない。

たとえば、男性が下心を目当てにお金を渡したとしても、そのことを女性が見抜けなければアウトだ。さらにいえば、女性だって、そうした男性側の心理に目をつむり、わからないフリをして受け取ることだってできるのだ。

容易にそうした事態に陥りやすい状況で、「トラブルはない」「安全だ」というのはあまりにも稚拙だ。仮に万が一にも、相応でそうした関係になってしまえば、それは違法行為。待っているのは刑事処罰だ。

表現はマイルド、やっていることは違法行為

この手の行為はネーミングによって、その危険性をわかりにくくさせる。一歩間違えば、犯罪にまで発展する恐れがある。しかも、この行為に関わる子は若い女の子、それもグループで行動するため、友達同士の雰囲気やノリといったものが、危機意識を麻痺させてしまう。情報の取得先がきまってSNSであれば、何が正しいか、何が間違っているのかさえわからないだろう。

この手の行為はある意味、「援助交際」「JK散歩」のように、ネーミングによる偽装を行っている。だがしかし、よくよく考えてみることで、何が曖昧で、どのような危険性をはらんでいるかは容易に想像できるのだ。

もう間もなく夏本番。男女ともに気が緩みがちになる季節でもある。だからこそ、何が正しくて、何が危ないのか、自分の頭で冷静に考えてみることが大事になるだろう。

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この記事を書いた人

naokiyama

元雑誌の編集担当。政治、経済等。

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