ストレスは日常生活で常に蓄積していくもの。
ノーストレスの生活なんて存在しません。
また、春は環境の変化があってストレスを感じやすくなる季節でもあります。
そこで身につけていただきたいのが、ストレスとの上手な付き合い方。今回はストレスをポジティブに捉える考え方をご紹介します。
■「ストレス=悪いもの」ではない
ストレスはよく悪者扱いされます。さらに、目に見えない分把握しにくいものでもあります。
体の不調を「ストレスですね」と言われてもつかみどころがなく、どうしたらいいかわからなくなってしまいますよね。
しかし、ストレスは必ずしも悪いものではありません。むしろ「ストレスは心身に悪い」と思うからこそ悪影響を及ぼすのです。まずはこの意識を変えることが重要です。
■「ストレス=成長のきっかけ」である
そこでぜひ取り入れていただきたい考え方が「ストレス=成長のきっかけ」というもの。ストレスを感じてこそ「なにくそ」と踏ん張るパワーとなり、きっかけになるのです。
たとえば仕事で特定の人物にストレスを感じているようであれば、その人物を見返すことを目標にするのです。そうすればそれが原動力になり、自分の成長にきっかけにできます。
ストレスを感じたら「いやだ」「面倒だ」などと思うのではなく、「よし、これで成長できるぞ」と思う癖を付けましょう。
最初は抵抗を感じるかもしれませんが、こう考えるだけで気持ちが楽になります。ぜひお試しください。
■「ストレスを与えてくれてありがとう」と思う
ストレスを成長のきっかけを感じるとともに、ストレスを感じる相手に対して「わざわざ伝えてくださってありがとうございます」と言うようにしましょう。
人は感謝されると、心理的にそれ以上攻撃ができなくなります。「ありがとう」と言われて気を良くする人もいれば、罪悪感を抱いてそれ以上追及できなくなる人もいます。
どちらにしてもそれ以上言われることがなくなるので、ストレスの元凶を絶つために有用な方法だと言えます。