【きれたら終わり!】怒りをコントロールして評価される人材になるためのテクニック

2017/04/21
萩原かおり

春は変化の季節。人事異動や新入社員の入社など、自分の周りの人もめまぐるしく変わっていきます。不慣れな人間環境の中にいると、人に対して苛立ちを覚え、怒りに心を振り回されてしまうシーンも増えるでしょう。しかしこうした「怒り」の感情はマイナスの結果を招きます。会社で評価される人材になるためにも、怒りをコントロールするテクニックを4つご紹介します。

 

怒りのもとは悲しさや寂しさだと知る

 

ついカッとなってしまって感情的になる前に、まず一呼吸置きましょう。そして「なんで自分は怒っているんだろう?」と自問自答してみてください。怒りの奥には違う感情、そして理由があるものです。

 

たとえば仕事上のパートナーが担当分の仕事を納期までに完了していなくて怒ったとしましょう。それは単に相手に腹が立っているのではなく、自分が相手に期待していたにも関わらず相手がしっかり仕事をしていなかったことが「悲しい」、自分ばかりが仕事に熱心に取り組んでいることが「寂しい」など、怒り以外の感情があるのです。この気持ちに気付くことができれば、怒りの感情も鎮まりますよ。

 

相手の意図を考える

 

「相手は自分を怒らせて何をしたいのだろう?」「なんで自分を怒らせるんだろう?」と相手の意図を推測する癖を付けましょう。

 

たとえば「自分を怒らせて穴を見つけたいのでは」「成長させるためにあえて怒らせているのではないか」などと考えると、少し苛立ちが収まりませんか?もし苛立ちが収まらない場合も、「相手の思い通りになるものか」と思えば冷静になれます。

 

相手と闘わない

 

「自分が勝たなくては」「相手に非を認めさせよう」「正しく現状を理解させよう」などと思った瞬間、かなりの時間と労力が必要になりますし、さらに腹を立てる原因になります。相手の意見は簡単に変えることはできませんし、思い通りにならない状態は怒りを増長させます。

 

怒りを感じても相手と対立せずに、争わないコミュニケーション方法を考えましょう。自分から譲歩してもいいですし、いったん距離を置くなど、必ずしも白黒つける必要はないのです。

 

相手も自分と同じ人間だと考える

 

相手が自分と全く違う存在だと思うと腹が立ちます。反対に「怒りを感じるけど、この人も根本的には自分と同じなのだ」と考えると、少し気持ちに余裕ができます。

 

「この人にもきっとつらいことがあったのだろう」「今日は体調が悪いのかもしれない」などと想像し、自分と同じ人間だと思うようにしましょう。そう考えることでその場が丸く収まるだけでなく、あなたの「人としての器」そのものが大きく広がっていきますよ。

 

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萩原かおり
この記事を書いた人

萩原かおり

編集・ライター兼心理カウンセラー。 求人広告営業→化粧品会社にて広告作成・セレクトショップ運営・顧客対応→社史制作会社にて編集・執筆→フリーに。 スキンケア・カウンセリング心理学・恋愛心理学が専門。こじらせオトナ女子漫画が好き。

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