GINGER編集長に聞く!アラサー必読!ブレない30代のモテファッションと必須アイテムとは

2016/07/15
吉岡仁美

仕事に結婚に育児に。20代では考えもしなかった喜びや悩みを感じる30代は、女性の人生のなかで特に忙しい時期なのかも知れません。

 

そんな30代が、スタイリッシュにかっこよく過ごす秘訣とは?創刊7周年のファッション雑誌GINGER(幻冬舎)の渡邊千帆編集長に伺いました。渡邊編集長とっておきの、気持ちをアゲる!オシャレアイテムもご紹介しますよ!

30代でなにを選ぶかで、その後の人生が決まる

「GINGERは創刊から “流行にはミーハー・人生にはまじめに”がコンセプトです。すごいスピードで時代が変わってゆく今は、流行には敏感でありながらも、芯がしっかりとある女性、あまりブレない女性がかっこいいと感じています」

 

―― ブレない、自分らしいアラサーのファッションってどんなものでしょう。

 

「20代は仕事もプライベートも充実させようと頑張る時期ですが、30歳前後は、いちど、立ち止まって自分の人生を考える時期だと思います。今後10年、20年先も輝いていたい。そう考えたときに、自分に何を投資したらいいのか?30代はその取捨選択する大切な時期なんです。なんとなく生きていれば、目指している姿にいつかなれるし…と、流されるままでは、やがてズレてしまいます。つまり、20代は流行りを追っていたものが、30歳前後になると、一生付き合っていける物、上質なものを身に着けるスタートラインにたつことになります」

 

―― 本当に上質なもの…それは値段とか?

 

「商品に物語があるものではないでしょうか。本当に良いモノには、その商品にまつわるさまざまなエピソードがありますよね?」

 

―― 素材や製法のこだわりとか、創った方の人生とか…あと、歴史?

 

「そうです。なぜ選ぶのか?どうしてその商品が好きなのか?素材なのか、製法なのか…はたまた、デザイナーの人生(感性)に共感するのか?もしかしたら20代は意味も解らず、ただ高いブランド品を買ったかも知れません。でも、バッグや靴・ジュエリーが、どのような理由(わけ)で、国や時代を超えて愛され続けているかを知り、自分がその商品を選ぶことで、どんな“物語”を身に着けることができるのか?そういった価値観をもつことで、より、なりたい自分を明確にしてゆくことができるのかも知れませんね」

シンプルなシルエットと清潔感

―― 本当に共感できるもの、一生、身に着けていたいものを選んでゆくと、自然と自分らしさが表れて…さらに、そこに個性というスパイスを入れるとしたら、なにが良いでしょう?

 

「自分に必要なものを取捨選択した結果、シンプルで洗練された女性になってゆくわけです。だからこそ、手元・胸元にポイントとなるアクセサリーなどを盛って重ねて身に着けることで、その人らしさを表現することができると思います」

 

―― アクセサリーや小物で差をつけるって30代の大人の女性ならではですね!

 

「30代前後のシンプルとは、無駄なものを削ぎ落とした状態、つまり清潔感があって動きやすさを追求した姿だと思っています。これは個人的にも気をつけていることなのですが、女性は年齢を重ねると、どんなに努力しても肌の艶は衰えがくるし、クスミも出てきますから清潔感は大切なんです。」

 

―― 清潔感・シンプルといえば、GINGERらしさの一つではないかと感じます。

 

「そうですね。それで考えるとGINGERでは、黒よりもネイビー。カットソーよりもシャツ。スカートよりはパンツ。働く女性が動きやすく、なおかつ品があるアイテムをご紹介しています。特に、シャツにはこだわりをもっています」

 

―― シワのない、パリっとしたシャツは働く女性の象徴にも感じます。

 

「シャツを着ると仕事(戦闘)モードになり、脱ぐとオフになる。ビジネスとプライベートを上手に切り替えられるアイテムです。ただ、そういったなかでもGINGERは、常に“楽しみながら働く女性の新しいファッション”を提案しています。例えば、1号前の『Tシャツ特集』はとても好評でした」

 

「以前は店頭に飾られているコーディネートを「上から下まで全部下さい」という人が多かったようですが、今は、自分の手でアイテムを選び、手持ちの洋服とどう組み合わせるかを楽しむ時代になりました。そこでGINGERでは、カジュアルだけれど、仕事でも着られるTシャツコーディネートを提案しています。デザインは無限大にあるTシャツですから、人それぞれの個性や好みに合わせて、もっとオシャレや自由度をオフィスに持ち込んでも良いと思います」

女性誌の編集長がかならず持っている必需品とは?

―― よろしければ編集長が、鞄のなかに入れている必需品3品を教えてください!

「そうですね…1つ目はこれ。『uka』のネイルオイルです。香りがとても良いんですよ!女性は自分の爪をよく見ると思うのですが、ネイルのケアをしながらアロマ効果もあって。怒られて気分が落ち込んだり(笑)リフレッシュしたりしたい時につけます。よかったら、ぬってみて…癒されますよ」

 

―― あ! 柑橘系のさわやかな香りがします。

 

「香水と違って、自分の指先が動くたびにフワッと香って…そのさりげなさが、とても気に入っています。香も何種類かあってね、日によって変えるんです」

トータルビューティーサロン「uka」主宰の渡邉季穂さんプロデュースのブランド「uka(ウカ)」。オーガニック素材にエッセンシャルオイルを配合したケア製品。

 

「2つ目は“モテリップ”です。通称“婚活リップ”といわれているESTEELAUDER(エスティーローダー)さんの名前入りリップが大人気ですが、これはグロスの方です。とても良いですよ」

ESTEELAUDER(エスティ ローダー) ピュア カラー エンヴィ グロス。適量を塗布できるよう特別に設計されたアプリケーターは、手軽に美しい仕上がりが期待できます!

 

「それから…最後に“開運カラーの財布”です。お金なのか、仕事なのか、恋愛なのか…開運したいことによってそれぞれカラーは変わるのですが、毎年、新しいお財布を使い始めるのに良い日が決まっています。ちなみに私は…ベージュを使っています」

 

―― 開運カラー財布とは、意外です!

 

“信じるモノは救われる” 運を引き寄せる強さ

「アラサーは、運を味方につけたいと思っています。運を強くしたい。“運がいい”と思うことで前向きになる。気分をアゲることで自信や華などを、自分のなかから引き出す感じ?だからでしょうかGINGERの開運企画は人気があります」

 

―― スポーツ選手も良く、ジンクスや験(げん)を担ぐと聞きますよね?

 

「信じるものは救われる、です。ここ一番の大勝負のときに、自らを奮いたたせるものや、リラックスさせるために“運”つまり自信をさりげなく身に着けておくのは大切でしょう」

 

―― 勝負服や勝負下着ってありますけれど、神様や開運も同じようなものでしょうか?

 

「運や神様はファッションとは違うとは思いますが…(笑)でも、信じて身に着けるものだとすれば、同じような意味がありますね。だから洋服の着心地やコスメのつけ心地と一緒で、神様や運のご利益も検証しないと…」

 

―― え!開運も検証されるのですか?

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吉岡仁美
この記事を書いた人

吉岡仁美

モデル。準ミス・ワールド2015日本代表。教育学部生涯教育課程芸術文化コース音楽専攻フルート科卒業。元教員。現在もミス・ワールド・ジャパン・オーケストラで演奏を続ける。社交的な明るい性格と笑顔と向上心を持って世界の懸け橋となり、人と人の心をつなぐ活動をします!どうぞよろしくお願いします。

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