子どもたちが病院を怖がらず、笑顔で通える場所をつくりたい――。そんな想いから誕生したのが、ことびあクリニック恵比寿院である。このクリニックは「子どもが楽しいことや面白いことを感じられる場所」を目指して設計されており、院内には明るくやわらかな雰囲気が広がっている。地域の小児医療を支える存在として、診療技術だけでなく、子どもたちとその家族の心に寄り添う姿勢を何よりも大切にしている点が特徴だ。

地域に根ざした診療体制と想い
「子どもたちが笑顔で通える場所をつくりたい」――この想いから、私たちはことびあクリニック恵比寿院を立ち上げました。「熱が出た」「おなかが痛い」「咳が止まらない」など、子どもの体調は急に変わるものです。そのため、平日・土曜は20時まで、さらに土日祝日も診療し、地域の皆さまが安心して受診できる体制を整えています。診療内容は一般小児科のほか、「予防接種・乳幼児健診・専門外来(アレルギー科・小児外科・発達相談)」まで幅広く対応しています。地域で子育てをされるご家庭が、医療への不安を抱えることなく日々を過ごせるように――その想いを胸に、日々の診療に取り組んでいます。
「COTOVIA(ことびあ)」という名前には、ポルトガル語の Confortavel(心地よい)/Todos(みんな)/Alivio(安心)/Alegria(幸せ)という私たちの理念が込められています。診察室には、親子の笑い声と医師との温かな会話が響く、そんな空間を目指しています。
医療だけでなく、“安心”と“心地よさ”を届けたい
私たちが大切にしているのは、診断や治療だけにとどまらず、来院からご帰宅までのすべての時間に安心と満足を感じていただくことです。診療はすべて小児科医が担当し、お子さん一人ひとりの状態や親御さんの思いに寄り添った丁寧な対応を行っています。院内は子どもたちが自然と笑顔になれる工夫にあふれ、リラックスして診察を受けられる空間を意識しています。
また、忙しい子育て世帯の負担を少しでも軽減できるよう、WEB予約・事前問診システムを導入。来院から診察までの待ち時間を短縮するとともに、体調が優れないお子さんを抱える親御さんが周囲を気にせず過ごせるよう、事前予約の方には診察室でお待ちいただける仕組みも整えました。こうした取り組みを通して、お子さんが「また行きたい」と思えるクリニックであり続けたいと考えています。
院長紹介 ― 小児医療に情熱を注ぐ、金井幸代医師
ことびあクリニック恵比寿院の院長「金井幸代(かない さちよ)」です。徳島大学医学部を卒業後、25年以上にわたり小児科医として経験を積んできました。大学病院や地域の基幹病院にてNICU(新生児集中治療室)や小児病棟で勤務し、重症疾患や集中治療、末梢血幹細胞移植、ECMO(体外式膜型人工肺)などの高度医療にも携わってきました。私自身も男子高校生の母として子育てを経験し、親御さんの不安や悩みを身近に感じてきました。だからこそ、「子ども達は社会の宝物」という思いを胸に、地域の皆さんとともに子どもたちの健やかな成長を支える医療を続けています。

今後の展望 ― 地域とともに成長するクリニックへ
これからも、地域の子どもたちとご家族に寄り添いながら、“子育てを支える存在”であり続けたいと考えています。地域の保育園・幼稚園・小学校などと連携を深め、子どもたちの健やかな成長を見守る「地域の医療パートナー」としての役割を広げていきます。また、病気を治すだけでなく「病気にならないための医療」にも注力します。定期健診や予防接種の普及、保護者への情報提供を通して、ご家族の「こんなとき、どうすれば?」という声に寄り添える存在でありたいと考えています。院内環境やスタッフの成長も怠らず、よりよい医療体制を追求してまいります。これからも、ひとつひとつの出会いを大切に、子どもたちの未来が明るくなるよう歩み続けます。
読者へのメッセージ
お子さんの健康や発達に関するどんな小さなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。ことびあクリニック恵比寿院は、皆さまの「かかりつけ医」として、医療の専門家であると同時に、子育てのパートナーでありたいと願っています。地域の皆さまと共に、お子さんの健やかな成長を見守り、支えてまいります。
■取材協力: 
ことびあクリニック恵比寿院(https://cotovia-clinic.com/)



                              



