松村沙友理、結婚へのプロセスは王道推し「好きな人と観覧車に乗りたい!」

2022/08/12
石井隼人

週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の人気コミックを実写化ドラマ化したAmazon Originalドラマ『結婚するって、本当ですか』が、10月7日よりPrime Videoで独占配信される。8月11日には都内で合同取材会が行われ、主演の葵わかな、共演の佐藤寛太(劇団EXILE)、松村沙友理が出席した。

若木民喜氏による人気マンガ「結婚するって、本当ですか 365 Days To The Wedding」が原作。旅行代理店に勤務する奥手な主人公男女2人が、自分たちの生活を守るために計画結婚を決意したことから次第に惹かれ合っていくむずきゅんラブストーリーだ。

一見クールに見えるが極度の人見知りで、家で地図を眺めてはその地を調べ、妄想・探索をする趣味を持つ本城寺莉香役の葵。本作には思い入れがあるといい「私自身も地味なタイプだったので莉香に共感。一人の生活を守るために偽装結婚するという今っぽい設定に共感できるところが見どころ」とアピール。役柄については「思考の積み立て方などが私と似ていたので役作りには困りませんでした。ここまで自分と近しい役をもらったのは初めて。根本部分は似ているので、莉香さんへの愛着があります」と共感を寄せていた。

莉香と同じ職場に勤め、保護した猫との生活を大切にするのんびりした性格の大原拓也役の佐藤。「旅行代理店が舞台ということもあり、旅先の各地の景色がとても綺麗。撮影も天候に恵まれたおかげで南阿蘇の夕景も超綺麗に映されています。地味な二人の物語ではありますが、観ている皆さんもまるでRPGのように日本を旅しながら冒険しているような気持ちになれるはず」と見どころに。役柄については「180度くらい違う。こんな真逆な役をやらせてもらうこともない!」と新鮮に感じながら「あまりにも大人しすぎる役なので、カメラが回っていないところではハイテンションになって壊れました」と振り返った。

海山ナオ役の松村は「登場人物のキャラクター性が濃いのが見どころ。みんなそれぞれ個性が強い。そしてそれぞれが面白い」といい、自身の役柄については「積極的な女の子なので、その積極性には憧れるところがあります」と話した。

劇中には夜景の見える観覧車に乗る莉香と拓也のロマンチックな場面もある。ロケは閉園後の遊園地で行われたそうだが、撮影の都合もあり「普通は一定方向に回るけれど、夜景の都合もあって行ってまた戻ってという逆回転の観覧車を体験できた」と葵。しかし「体が浮いている感覚になりつつちょっと酔ったりして…。観覧車に乗るのに乗り物酔いの薬を飲んだのは初めて。観覧車は一定方向に動くのがいいです」と苦労を語って笑わせた。すると松村は「お二人の結婚へのプロセスが王道で羨ましい。一つ一つのシーンに憧れすぎて、全部のシーンでむずきゅん。私も好きな人と一緒に観覧車に乗りたい!」と憧れていた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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