乃木坂46卒業後初の映画主演作公開!松村沙友理「いい作品が出来そうな予感が」

2023/05/15
石井隼人

漫画家・平尾アウリ氏による累計100万部超えの大人気コミックを実写化した『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』が5月12日、ついに全国公開!同日には都内映画館で公開初日舞台挨拶が行われ、主演の松村沙友理、中村里帆、MOMO(@onefive)、KANO(@onefive)、SOYO(@onefive)、GUMI(@onefive)、和田美羽、伊礼姫奈、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)、大谷健太郎監督が参加した。

司会を務めたジャンボたかおの呼び込みで、まずは伝説のファンえりぴよ役の松村、空音推しの基役の豊田、大谷監督が登壇。この日は特別に声出しOKの許可が下りていることから、残りのキャスト陣は観客からのChamJamコールに迎え入れられる形でステージに登場した。

乃木坂46卒業後初の映画主演作の公開に松村は「撮影中から楽しくて、いい作品が出来そうな予感がありました。観る方によって違う視点で観ることの出来る素敵な作品が完成して嬉しいです」としみじみ。豊田は「“推し武道”を推してくれている皆さんと、推しているChamJamとこの場に一緒にいられて嬉しい。映画が広がって、またChamJamを応援できる機会が出来たらいいな」とシリーズ化に期待した。

ChamJamのリーダー・れお役の中村は「歌とダンスは不安でした。でもいざ完成作を見るとちゃんとやっているな自分と思った」と自画自賛。ChamJamの文役の和田は「可愛い振りで踊ったことがなくて振りを頭に入れることで精一杯でした。@onefiveの皆さんが練習をさせてくれたので、今では元気に可愛く踊ることができます」と感謝。えりぴよの“推し”ChamJamの舞菜役の伊礼は「私は歌が好きだけれど上手くないので、カラオケで練習した甲斐がありました」と歌唱シーンでの努力を明かしていた。

ChamJamの空音役のMOMOは「@onefiveでは握手会をしたことがなかったので、握手会シーンではファンと一対一で直接伝えあうのが大変だと実感。アイドルの皆さんを大尊敬です」とリスペクト。ChamJamの眞紀役のKANOは「SOYOとは小5の頃から一緒にいるので、SOYOとのイチャイチャシーンは気まずかった」と苦笑い。ChamJamのゆめ莉役のSOYOも「KANOと握手して見つめ合うイチャイチャシーンは笑いが止まりませんでした」と照れ。ChamJamの優佳役のGUMIは「@onefiveのときは脱力系お姉さんキャラでやっているので、優佳とは真逆。演じたことで表現の引き出しが増えました」と新境地を開拓していた。大谷監督は「ドラマ同様に映画も盛り上げていきたいです!」とファンに向かって呼び掛けて大ヒットを祈願した。

念願の初日ということで、豊田と伊礼が卒業後映画初主演を務めた松村に握手券1枚分(5秒)の時間を使って自らの想いをアピールする企画に挑戦。しかし剥がし役のジャンボたかおの勢いと迫力が強すぎて、豊田は「今日の衣裳素敵です。あと…」とシドロモドロであっという間に5秒間終了。一方の伊礼は「えりぴよが松村さんで良かった!大好きです!素敵!今日も可愛い!」と何とか想いを伝えていた。

即席握手会を終えた松村は「たかおさんに剥がされる姿おもろすぎ!」と剥がしのジャンボたかおにハマりながら、豊田に対しては「見た目のことしか言ってくれていない!3か月くらい撮影したのに衣装が可愛いとしか言ってくれていない!」とプンプン顔。これに豊田は「すいません~」と頭をかいていた。

最後に主演の松村は「この場にいる皆さんもきっとここに推しがいて、その子を推したいという気持ちがあると思う」と語りながら感極まりつつも「推したい気持ちがいっぱいあると思うので、ぜひこの映画も推していただいて皆さんの力で盛り上げてもらえたら嬉しいです。一緒に推し活をしましょう!」と本作をアピールしていた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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