バリ島はどのくらい物価が安い? 東京旅行との費用比較! ラグジュアリー旅でもここまで安くなる!

2024/11/25
佐伯美佳

物価高と円安が襲う日本。日本から海外へ旅に出るとなると、どうしても高額になりがち。けれど、もともと物価が日本の1/3といわれるインドネシアのリゾート地・バリ島なら、お得に海外旅行を楽しむことができてしまうかもしれません!

今回は、日本からバリ島への海外旅行と、日本での国内旅行と比べて、どのくらい価格が違うのかを調べてみました。実際にバリに在住する方に取材して地元のリアルな価格感もチェック! さらに、最新のバリ島のおすすめスポットも合わせて紹介しますので、バリ島旅行を考えている人は必見です。

■食品・日用品の価格相場は?

今回、お話を伺ったのは、バリ島のラグジュアリーリゾート「アヤナ リゾート バリ」のバリ島在住の担当者。まずはバリ島の物価を知るために、食品や日用品価格を聞いてみました。

ちなみにバリ島の通貨は「インドネシアルピア」。「ルピア」「IDR」「Rp」「K(000)」など表記されることもあります。本記事ではすべて税抜・サービス料別の価格で表記します。

※1 ルピア=0.0097円(2024年11月21日現在)で換算

早速、バリ島の食品・日用品の相場を見ていきましょう。

500mlのミネラルウォーターは、日本では100円のものをよく見かけます。バリ島では、約3,000ルピア(約30円)。約350mlのビールは、日本では213円程度ですが、バリ島では16,500ルピア(約160円)の例があります。

またバリ島の歯ブラシは、なんと4,000ルピア(約39円)程度、歯みがき粉は12,600ルピア(約122円)程度なんだとか。

あくまで相場ですが、それでもここまで安いと驚きますね。

■バリ島の旅費の相場は? 東京ステイと比較!

さあ、いよいよ旅費の相場のチェックに移っていきましょう。繰り返しになりますが、本記事で紹介する価格相場は、2024年10~11月現在の相場であり、あくまで例となります。それを踏まえた上で、大まかに費用相場の比較を見ていきましょう。

1.宿泊費(1泊あたり)

まずバリ島のホテルの宿泊費から!

バリ島の一般的なホテル:
3,000円~2万円程度

バリ島の高級ホテル・リゾートホテル:
・5つ星ホテル 4,000,000ルピア前後(約3.9万円前後)
・4つ星ホテル 2,000,000ルピア前後(約1.9万円前後)

もっと具体的に日本と比較しながら見ていきましょう。

東京の一般的なシティホテル:
1泊1人 6,000~1.2万円程度
*食事なし、20~25平米、1名1室

東京のラグジュアリーホテル:
1泊2人 18~28万円程度
*朝食付、50~80平米、2名1室

バリ島のラグジュアリーリゾート施設 アヤナ リゾート バリのスイートルーム「オーシャンビュースイート」:
1泊2人 9,283,877ルピア(約9万円)※2
*朝食付、110平米、2名1室

「オーシャンビュースイート」
「オーシャンビュースイート」

バリ島のラグジュアリーリゾート施設 アヤナ リゾート バリのスタンダードな客室「リゾートビュー」:
1泊2人 5,138,917ルピア(約5万円)※2
*朝食付、52平米、2名1室

これはなかなか興味深い価格ですね。

※2 2024年11月時点・宿泊時期により金額は変動

●アヤナ リゾート バリでのステイの魅力

ホテルステイについては、窓からの景色やサービス内容、利用できる施設などがホテルごとに異なるため、純粋な比較がむずかしいところがあります。そこでアヤナ リゾート バリならではのステイの魅力を、担当者に教えていただきました。

アヤナ リゾート バリ
アヤナ リゾート バリ

「お部屋はバリの伝統装飾が施された洗練されたデザインが、リゾートステイを感じさせます。また全室に完備されたバルコニーからは、トロピカルガーデンやインド洋の息を呑むような美しい景色をお楽しみいただけます。またマルチプラグやウォシュレットも完備しており、伝統的な趣の中にも現代のニーズもきちんと取り入れられたお部屋となっています」

プール
プール

「客室のみならず、日本の大規模テーマパークと同じくらいの90ヘクタールの広大な敷地には、各国のグルメを堪能できる30のレストラン&バーや14のプールにビーチ、スパや美術館など施設も充実しています。滞在された方は、そのすべても自由に使っていただける点も魅力です」

ビーチ
ビーチ

2.交通費

続いては交通費。バリ島のバスとタクシー運賃の相場をチェック!

・バス運賃:
路線バス 3,500~4,400ルピア(約34~42円)
シャトルバス 100,000ルピア(約970円)、50,000ルピア(約485円)

・タクシー運賃:
初乗りは7,500ルピア(約73円)

東京路線バスの大人運賃は210円(税込)。東京都内のタクシーは初乗り500円(税込)です。ここでも驚くほど安価ですね!

 

3.外食

アヤナ バリ「パディレストラン」
アヤナ バリ「パディレストラン」

バリ島では、バリ料理やインドネシア料理を堪能したいところです。価格相場は? 例を挙げてご紹介します。

・地域のレストラン・ワルン(食堂形式のお店)、カフェ:
ランチ(ナシ・チャンプルやナシ・ゴレンなど) 15,000ルピア(約145円)
バリ・コーヒー 3,000ルピア(約29円)

・インドネシアの焼き鳥 チキンサテ(1パッケージ10本) :
15,000ルピア(約145円)

・高級レストランでのディナー:
1,000,000ルピア(約9,700円)

ローカルなカフェなどでのランチやお茶をするときは、とってもお得! 高級レストランでは、それなりに価格が張るものの、日本と比べれば安価かもしれません。

 

4.スパ

続いては、リゾートに欠かせないスパ。マッサージなどの価格相場は?

東京のラグジュアリーホテルのスパ:
全身のトリートメント
・90分 4~5万円程度
・60分 3~3.5万円程度

アヤナ リゾート バリのスパ:
全身マッサージ「バリ二―ズマッサージ」
・90分 3,630,000ルピア(約3.5万円)

アヤナ リゾート バリのスパイメージ
アヤナ リゾート バリのスパイメージ

バリ島のほうが少しお手頃価格で利用できるようですね。ちなみに、アヤナ リゾート バリのスパはマッサージや海水を利用したタラソテラピープールもおすすめだそうですよ。

以上、バリ島と日本・東京で滞在した場合の、旅費の価格相場をご紹介してきました! どの項目もバリ島のほうが安価な印象がありますね。

■オフシーズンだからこそ楽しめるバリ島最新スポット

最後に、秋冬のオフシーズンだからこそおすすめのバリ島最新スポットを担当者のコメントのもと、ご紹介します。

●アヤナ リゾート バリのおすすめスポット

テヴァナガーデン
テヴァナガーデン

「マイナスイオンをたっぷり感じることのできる、日本庭園にインスパイアされたテヴァナガーデンは、日本人の方にぜひ体感いただきたい場所。また、新設されたサカ美術館では、バリヒンドゥーの風習『ニュピ』に関連した展示物から、バリの文化を学ぶことができます」

●ショッピングモール「ICON BALI」「Living World Denpasar」

・ICON BALI
「ビーチフロントの、2024年6月7日にオープンしたばかりの新しいショッピングモールです。伝統的なインドネシア料理を楽しめるテナントが多く入っており、お好みのグルメやショッピングを思う存分楽しめます」

・Living World Denpasar
「バリ島最大級の広さを誇るショッピングモールです。お土産選びの際に、豊富な中から選べるので最適。いつも家族連れで賑わっています。食事の選択肢も豊富です」

なんだか、ますます行きたくなってきませんか? ぜひ秋冬シーズンのバリ島に足を運んで、リゾートを楽しんじゃいましょう!

 

【取材協力】
アヤナ リゾート バリ(https://www.ayana.com/ja/bali/)

アヤナ リゾート バリ

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この記事を書いた人

佐伯美佳

国内出版社のWeb媒体を中心としたライター。Web業界を経て、ライターとして独立・起業。健康・美容・グルメ・ライフスタイル・ビジネスのジャンルを中心に執筆中。思わず読みたくなり、読んだら得する情報を発信してまいります。

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