なにこれ!?もっちり感がたまらない!ちくわぶは、おでん以外で使うべき!

2016/02/22
富田チヤコ

2月22日は“おでんの日”。フ(2)ーフ(2)ーフ(2)ーと息を吹きかけて、アツアツを食べる……寒い冬にはたまらなく恋しくなりますね。

 

ところで関東のおでんに欠かせないのが“ちくわぶ”です。
大好物だという人がいる一方、嫌いな人も多いく「存在の意味が解らない」「おでんの具でワースト」「ちくわに“ブ”をつけると不味くなる」と散々です。

 

もちろん、おでん以外の料理に登場することは、ほとんどありません。

 

そこで今回は、出番の少ないちくわぶにスポットライトを当て、そのアレンジをご紹介。ポテンシャルの高さに、きっと驚きますよ。

ちくわぶレシピ

モチモチっとした食感は、まるで生パスタやニョッキのようなんです!この食材を使わない手はありません。

 

ちくわぶが、まさかの大変身を遂げた!

ちくわぶ料理ビギナーは、まずピザからスタート!

 

【ちくわぶピザ】

小麦粉のグルテンで出来ている“ちくわぶ”は、小麦粉っぽい味が強く“麩”といってもそのまま食べるとゴムのような触感。よく煮込まないと美味しくありません。そこで焼いてみると、あれ?美味しい!

ちくわぶレシピ
斜めに5㎜~10㎜ほどの大きさでスライスしたちくわぶに、ピザソースとモッツァレラチーズをのせるだけ。軽くオーブンで焼けば、あっという間にマルゲリータが完成します!

 

【ちくわぶカルボナーラ】

カルボナーラもできちゃいます! お湯でもどす必要がないので、とっても時短です。その他、イタリアンパスタ系のレシピで様々な味を試せますよ。

ちくわぶレシピ
卵(1個)をボウルに入れ、生クリームと粉チーズ(各大さじ2)を混ぜます。 そこに、ゆでたちくわぶを投入。カリカリに焼いたベーコンを加え、仕上げに黒こしょうをパラリとかければ、ピリッとしたオトナ味に仕上がります。

 

 

【ちくわぶトッポギ】

トック(餅)の代わりにちくわぶを使えば、韓国屋台でよく見かけるトッポギもあっという間にできますよ。アツアツがたまらんウマさです!

ちくわぶレシピ
スライスしたちくわぶを、ごま油(大さじ1)で軽く炒めたら、唐辛子の入ったコチュジャン(大さじ1)に醤油、酒、砂糖、水(各小さじ1)を加えてさらに炒めるだけです。

 

【みたらし団子風ちくわぶ】

輪切りにしてゆでたちくわぶに、みたらしの団子のたれをかければ、ほっこり系の和スイーツに早変わり!

ちくわぶレシピ
フライパンでサッと焼いてこんがり焼き色をつけたちくわぶを使うと、さらに焼きだんご風に仕上がります。

 

【あべかわ風ちくわぶ】

ゆでたちくわぶに、きな粉と砂糖をかけるだけ。あべかわ餅風のちくわぶは、あんこを添えてもおいしそうですね。

ちくわぶレシピ
春まで待ちきれない人は、輪切りにしてお花型に。キュートな花形の断面は、見ているだけで癒されまくりです♪

 

材料の分量は、すべて1人分です。

 

もっちりにこだわるなら、「切り方」で差をつけよう!

ちくわぶは、一度鍋で軽く下茹でしてから料理すると、味が染み込みやすくなりもっちり感もアップします。さらにアルデンテの仕上がりにこだわるなら、切り方や厚さにも一工夫。

 

ちくわぶレシピ

 

すぐに食べたい時短派は、縦に切ってスティック状にしたり薄く斜めに切ると、火の通りも早くなります。

 

この他にも、いろいろな料理への使い道がありそうなちくわぶ。冷蔵庫に1本あると、給料日前のお財布にも優しいおかずになりますよ。ぜひ、お試しあれ〜!

 

 

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Meets Regional(ミーツリージョナル)
 京阪神エルマガジン

 

 

< 取材・文 / 富田チヤコ >

 

 

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富田チヤコ
この記事を書いた人

富田チヤコ

"フードライター&コピーライター、管理栄養士。 「栄養」や「健康」のジャンルで、食に関する記事を書籍やWEBなどで執筆。食べることが大好きな食いしん坊母ちゃん。ちょっとした工夫で、料理が楽しくなる「チヤコレシピ」が好評。"

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