連日、報道されております新型コロナウイルスの感染拡大のニュース。
世界各地で急速に拡大しております。そんななか、日本の国民から大きな注目を集めているのが、「東京オリンピック・パラリンピック」でございます。
連日、報道されております新型コロナウイルスの感染拡大のニュース。
世界各地で急速に拡大しております。そんななか、日本の国民から大きな注目を集めているのが、「東京オリンピック・パラリンピック」でございます。
“延期説”が濃厚になってきたなと思っていたら、一気に、「1年程度延期」が決定いたしました。そこで気になるのが、その時期でございます。
まず、年内はないとのこと。そして、気になるのが、「夏までに」の「までに」でございます。そう、来年の梅雨開催論でございます。
そもそも、夏開催は気温の高さの問題で、マラソン・競歩が札幌に変更になっておりました。
そんな経緯もあり、さらに、他の国際大会も2012年にスケジュール変更になる可能性などもあり、梅雨開催の可能性もでてきております。
そんななか!
「もしも、来年梅雨に延期になったら、マラソンは東京に帰ってくるのか?」
そんな疑問、希望を持っているのは、小生だけでございましょうか……。
実は、オリンピックの延期に誰よりもヤキモキしている絵本作家さまがいるのをご存知でございましょうか?(本人未確認。わたくしの推測でございます)
間違いなく、今回の東京五輪開催に一番翻弄された絵本作家さまでございます。
なぜなら、この絵本作家さまが先日出された絵本が、こちらでございます。
こちらの絵本の帯には、こう書かれております。
「あの“幻の”マラソンコースを見よ!これがトーキョーだ!!」
この絵本が出版されたのは、今年の2月28日。マラソンの開催地が東京から札幌に変更になった後でございます。しかし、描かれていた時期、企画が通った時期は、明らかにその前でございます。そう、東京でマラソンが行われることが前提で描かれております。
それが、まさかの札幌開催で、この帯がつけられることになったこと、間違いナッシングでございます。
当初は、帯に書かれるキャッチコピーも「東京五輪マラソンを上空から楽しめる!」だったはずでございます。
もっと言わせて頂くと、もう少し早く札幌開催が決まっていたら、この絵本は世に出ていなかったかもでございます。
さらに、来年梅雨開催になったら、今の帯も差し替えになるはずでございます。
IOCに、これほど翻弄された絵本作家は世界的に見ても稀有ではないかと…。
順序が逆になりましたが、こちらの絵本の内容でございます。講談社さまのHPには、このように紹介されております。「幻となった東京のマラソンコースは、こんなに魅力あふれる景色だった!見たことのない上空からの東京のパノラマ風景を絵本で眺めてみよう!!マラソンコースを激走するのは世界のおとぎ話の主人公たち!さて、勝つのは誰か!?」。
そう、東京マラソンのコース(東京の名所でもございます)をおとぎ話のキャラクター達が走る姿を東京上空からの俯瞰の絵で紹介する絵本でございます。
東京の街が細かく描かれている上空からの俯瞰の絵はゴイスーに魅力的でございます。選手も細かく描かれておりますので、ウォーリーをさがせ的な楽しみ方もおススメでございます。
子どもから大人まで楽しめる絵本でございます。それだけではございません。
東京で開催されるされないにかかわらず、東京五輪の思い出の一冊(絵本)になること間違いナッシングでございます。東京五輪観光に来日した外国人の人気のお土産になるはずでございます。
小池都知事さま、バッハ会長さま、秋開催になった際には、是非是非、マラソン・競歩の東京開催をご検討くださいませ。
(文:絵本トレンドライター N田N昌)