マイナンバーカードを持つメリットは?実際の利用者に聞いた便利な活用法

2023/03/30
佐藤 勇馬

総務省は22日、マイナンバーカードのメリットを紹介するインタビュー動画「ここが知りたい!マイナンバーカード『メリット』篇(4タイプ)」を公開。フリーアナウンサーの木佐彩子さんがマイナンバーカードの利用者4人にインタビューし、具体的な活用方法などを聞き出しています。

動画では、暮らしの中でマイナンバーカードはどのように活用できるのか、マイナンバーカードで何が便利になったのかなどについてトークを展開。社会活動家の池田航介さんは、「健康保険を切り替えてもそのままマイナンバーカードを健康保険証として使えます。またマイナンバーカードで自治体の手続きがオンラインで簡単にできるようになっていますので、引っ越しの際の転出届もオンラインでできます」などと語り、転職・引っ越しにおいても「手元にあるマイナンバーカードをそのまま健康保険証として利用できます」といったメリットがあると語りました。

[https://youtu.be/Cu_jO6xfn-o]

ベンチャー企業の社長・大林尚朝さんは、「マイナンバーカードで、確定申告はかなり楽になりました。マイナンバーカードを使ってe-Taxにログインすれば、簡単に確定申告ができます。また一番助けられているのは、コンビニで住民票を取得することです(※市区町村によってサービスが異なります)。働いているとなかなか役所に行けないので、行政機関の手続きが楽になるのは嬉しいです」と話し、ビジネスパーソンがマイナンバーカードを持つ利点を強調しました。

[https://youtu.be/x3GSWyNyEY4]

主婦ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんは、「児童手当の手続き、引っ越しの際の転出届、確定申告などが全てオンラインでできるようになりました。また、マイナポータルを使うと、住んでいる自治体で受けられる助成制度などを調べることができ、その手続き方法も簡単で、手続きの履歴も残るので、申請完了の確認も可能です」「マイナポータルでは乳幼児健診や予防接種の履歴確認ができます(地方公共団体により対応している健診が異なります)。また保育所の入所申請などもオンラインで実施可能です」などと語り、子育て世代のマイナンバーカード活用法を解説しています。

[https://youtu.be/Iwf_33yGZFQ]

シニア向け雑誌ライターの戸田善規さんは、「マイナンバーカードを持つことで通院が楽になりました。マイナンバーカードでタッチして医療保険情報の確認や病院、薬局の受付もでき、手続きの負担が減りました。本人確認も顔認証でできます。また投薬記録も残り、自分に合う薬、合わない薬をお薬手帳がなくても把握してもらえます」と話し、シニア世代がマイナンバーカードを持つメリットを紹介。さらに「高額療養費制度の限度額を超えた支払いの時、書類が無くてもマイナンバーカードがあれば立て替えが不要(※マイナンバーカードを利用できる医療機関で可能となります)で、助かったという話もよく聞きます」とも語ってくれました。

また、特設サイトでは木佐彩子さんと慶應義塾大学環境情報学部の手塚悟教授による「マイナンバーカードの安全性」をテーマにした対談動画なども公開されています。

【特設サイト】
https://mynumbercard.soumu.go.jp/shiritai

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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