マツコも心配!? バナナがスーパーから消えるかも…

2019/09/24
N田 N昌

総務省統計局の調査では1年で一人当たり平均43.7本を消費しているとか。いったい何を消費しているのか…、そうタイトルからもご推測されている通り、バナナでございます。

日本人の果物消費量ランキング(総務省・2018年家計調査)でも、断トツ1位でございます。ちなみに、2位はリンゴ、3位はミカンでございます。

一昔前には、「バナナダイエット」なんてものもございました。ヘルシーな印象もございます。

最近では、バナナジュースの専門店なるものも登場しております。先日、人気情報バラエティ「マツコの知らない世界」(TBS系)でも、バナナジュースの特集をしておりました。今やタピオカミルクティの次に来るのはバナナジュースブームではないかとの声もあるとかないとか。

そんなバナナがスーパーから、食卓から、バナナジュース専門店から消えるかもしれないというニュースがございます。

アジアやアフリカのバナナ園で猛威を振るっているバナナの病気「新パナマ病」が、ついに南米に上陸してしまったとのこと。ご存知の通り、中南米は世界のバナナ輸出産業の中心地でございます。エクアドルバナナでお馴染み、バナナの輸出量世界一のエクアドルもございます。

上陸が確認されたのは、南米のコロンビア。コロンビア農牧院では、8月8日に「非常事態宣言」を発令しております。それだけ自体は深刻なのでございます。

ちなみに、この病気に感染したバナナを食べても人体には害はないようでございます。ただし、感染した木は立ち枯れ、実をつけなくなるのだとか。

この病気への効果的な除去法はいまだ確立されておらず、専門家の方々は中南米にこの病気が広がることを危惧し、予防措置が取られておりました。そんななか、ついに上陸してしまったのでございます。今後の報道に注目でございます。

そんななか、今回是非ご紹介したいのが、大人に大人気の若手絵本作家、高畠那生さまのバナナ絵本でございます。

これを読めば、今、大人の間で絵本が密かなブームになっているのが理解できること間違いナッシングでございます。

「バナナじけん」(作:高畠那生 出版社:BL出版)

物語は、タイトルからも推測される通り、バナナを運ぶ車からバナナがひとつ落ちるところから始まります。ストーリーはゴイスーにオシャレなナンセンスでございます。絵もポップで大人好みでございます。部屋に置いておけばインテリアとしても素敵でございます。大人が大人にプレゼントしたくなる絵本でございます。マツコ・デラックスさまにも是非読んで頂きたい一冊でございます。

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

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この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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