12月15日、埼玉県所沢市にあるSKiP FACTORYにて、カーブ(縁石)のみを使ったスケートボードコンテスト「KING of CURB 2019」が開催され、日本トップクラスのスケーターが全国から集結!カーブトリックのキングの座が争われた。
賞金総額70万円(優勝賞金30万円)ルールはロングカーブに往復でトリックを行い、それを1ルーティンとして1人3本行い(予選では1人4本)1番得点の高かった点数で順位が争われた。
ワックスにまみれた歴史
タンパアマ2019王者の根附海龍(カイリ)や、ストリートリーグでも活躍を見せる青木勇貴斗などに混じって、ベテラン勢では米坂淳之介、荒畑潤一など他では絶対に見られない豪華なメンツが参戦!
SKiP FACTORYの名物セクションでもあるロングカーブはこの日、日本一レベルの高いカーブトリックが刻まれる事となった。
2016年のSKiP FACTORYオープンからこの場所に鎮座するロングカーブ。
今まで一体どのくらいのスケートワックス(トリックをした時に滑らせる為のアイテム)が塗られて来たのだろうか。
初心者も入りやすい高さだが、玄人にも好まれるツルツルロングカーブにこれからも様々なスケーターが、己のトリックレコードを更新する為に挑むだろう。
初めましての50-50グラインドから、世界レベルのトリックまで見守るこのロングカーブの歴史はまだまだ始まったばかり。
様々なスケーターの思い出が、ワックスと共に塗り重ねられ、カーブはいつまでも黒く輝いていく。
根附海龍/ヒールフリップバックサイドテールスライド
森中一誠/スラッピーKグラインド
荒畑潤一/フロントサイドリップスライド スイッチKグラインド
ファイナルでは、タンパアマ2019準優勝の池慧野巨、Oi STUオープン優勝の白井空良、ハードフリップマスター根岸空、そしてディフェンディングチャンピオンのカーブマスター本橋瞭という、超豪華なメンツによってカーブキングが争われた。
白井空良/ビッグスピンバックサイドテールスライド
根岸空/ハードフリップフロントサイドKグラインド
池慧野巨/バックサイドKグラインド ノーリー180フリップアウト
本橋瞭/キックフリップフロントサイドノーズグラインド
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KEN-U
トライアル表彰
1位・青木 勇貴斗 -83.50
2位・末松 蓮-77.00
3位・澤田 莉旺(リオ) -68.00
4位・中野 虎大郎 -64.00
5位・戸谷 陽日(ハルヒ) -63.50
6位・木本 巨輝(オオキ) -62.50
※以上6名がオープンクラス予選に進出
オープンクラス表彰
1位・白井 空良 -91.15
2位・池 慧野巨 -90.95
3位・根岸 空 -90.75
4位・本橋 瞭 -69.50
以下4名がセミファイナル敗退(得点はセミファイナル時のもの)
5位・根附 海龍(カイリ) -90.50
6位・末松 蓮 -88.05
7位・奥野 健也 -87.75
8位・寺内 楓 -68.00
SKiP FACTORY(http://skipfactory.net)
写真・文 小嶋 勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。