
ユーモアと愛情に満ちた、日仏共同製作ヒューマンサスペンス映画『私はあなたを知らない、』(8月28日)。その完成披露上映会が7月27日に新宿ピカデリーにて実施され、主演の坂口健太郎、共演の早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、原田美枝子、滝藤賢一、そして中野量太監督が登壇した。
満員御礼で実施されたこの日、狂おしいほどに幸せの形を追い求め、愛する人を殺めてしまう孤独な青年・西山夕平を演じた坂口は「とても丁寧に一瞬一瞬を切り取った作品です。今日の舞台挨拶で作品の良さが伝われば良いなと思います」と挨拶。脚本を読んで「愛情とある意味の生々しさ、監督の正直な気持ちみたいなものを一気に全部受け取った気がした」と明かし「とあるシーンに描かれている気持ちが痛いほどわかって、そのシーンを読んだ瞬間に是非ともご一緒させていただきたいという気持ちになりました」とオファーを即決したという。

13年前に夕平に母を殺され、天涯孤独となった東浜朝子役の早瀬はオーディションを経ての抜擢で「監督とご一緒したいという気持ちと朝子を演じたいという気持ちで、オーディションの結果がわかるまでウズウズしていました。決まったと聞いた時は安心もありながら、朝子の人生を自分が背負う事に対するプレッシャーもすごく強かったです」と心境を打ち明けた。

夕平の元恋人であり朝子の母である東浜紗月役の堀田は、『湯を沸かすほどの熱い愛』からの中野監督の大ファン。「デビュー1年目くらいに映画館で観て凄く感銘を受けました。そこから自分のキャリアの中でいつか中野組に参加したいという思いがずっとありました」と中野組初参加に喜色満面で「この作品も長く愛される作品になれば良いなと思っております」と願った。
13年前の事件の真相を探っていくストーリーにちなんで、最近知った真実や出来事をフリップに書いて発表。坂口は「泣くお芝居」と書いて「ドラマや映画だけではなくて、ちょっとした映像作品でも泣くことが凄く多い」と自己分析。本作にも泣きの芝居があり「面会室のシーンでは憩ちゃんの声を聞いてるだけで泣いちゃう。いつの間にか僕も涙腺が緩くなった」などと打ち明けていた。
堀田は「体内時計が狂ってる!?」と明かして「仕事で体内時計を測るゲームをやって1分間目を瞑って60秒数えて目を開いたらみんながクスクスと笑って『え、マジ?』みたいな感じになっていて…。私は1分だと思って数えたけれど…それが2分だった」とカミングアウトして登壇者を驚かせた。「時計はチクタクチクタクなのに、私はお風呂みたいな感じで数えてしまっていて…。人よりマイペースに生きてるんだな、というのが最近知った出来事でした」と照れ笑いだった。








