11月12日、都内のFender Flagship Tokyoにて「Fender®️×ハローキティ製品発表会」が開催。Fenderミュージック株式会社は、2024年11月1日に50周年を迎えたハローキティとのコラボアイテムを11月12日に発売することを発表した。
フェンダーミュージック株式会社・代表取締役社長のエドワード・コール氏は「Fender Flagship Tokyoは、今年6月のオープンから1週間を迎えたばかりです。Fenderにとって心の節目となり、特に日本の音楽コミュニティに対する私達のコミットメントの証にもなりました」とあいさつした。
商品ラインナップのハイライトは、ハローキティのストラトキャスター『Squier® Limited Edition Hello Kitty® Stratocaster®』。同商品は、Fender Flagship Tokyoのみで独占的に取り扱う。そのほか、ハローキティのグラフィックが施されたTシャツ、フーディーからマグカップ、ノートブック、トートバッグなどのコラボアイテムも並ぶ。
この日の発表会には、スペシャルゲストとして、お笑いタレント・ゆりやんレトリィバァ、4人組ガールズロックバンド・SCANDALのMAMI、歌手の松崎しげるが登壇。トークセッションやハローキティとともにコラボギターを使用した生演奏を披露するなど、賑やかな発表会になった。
イベント終了後に、エドワード・コール氏に今回のコラボについてお話を伺った。
――ハローキティとFenderはなぜ18年ぶりのコラボに至ったのでしょうか?
ハローキティは50周年を迎えましたが、実はFenderのストラトキャスターも今年70周年を迎えています。この2つの重要な存在をともに祝うということが非常に良いと思いました。特にFenderはその世界一のエレキギターなどのブランドとして、またハローキティも世界中で人々を幸せにするキャラクターとして知られています。ここがともにこういったタイミングで出会うということはある意味必然だったと思いますね。
――ハローキティとFenderのファン層は異なると思いますが、このコラボでどのようなユーザー層にアプローチしていきたいと考えていますか。
もちろん若い方々が、まずコラボギターに特に手を出してくださるかもしれません。ですがそれだけではなく、私たちの先輩方もコラボギターをきっと楽しんでいただけるというふうに思っています。Fenderの過去78年の歴史を振り返りますと、音楽の愛好家のコミュニティも形成されてきました。単にギターをプレイする人だけではなくて、音楽を好きな人、あるいはFenderのギターでプレイするのが好きな方々も巻き込んでいきたいというふうに考えています。
――コラボを通じて、今後のFenderのブランドイメージに新しい変化を望みますか
矢じりの一番先のように、私たちは本当にクリエイティビティの最先端を走ってきた存在だと思っています。私達の78年の歩みは音楽を愛好する方々、クリエイティビティが素晴らしいと思う方、そして自己表現をするのが好きだという方々をサポートしていくいわゆる一つの手段であって、それは今後も続けていく手段として確立されていくと。さらに多くの取り組みを続けていくことが肝要だと感じます。
――今後も他のキャラクターやブランドとのコラボ計画はありますか
Fenderの歴史を振り返ってみても、多くのコラボレーションをアーティストやクリエイター、企業の方々と重ねてまいりました。どういったブランドであるいはクリエイティブであれ、そのようなコラボは常に模索していきたいと考えています。
このコラボ商品は特にどのような方々に手に取っていただきたいとお考えですか
「Fenderとハローキティ、二つのブランドを愛している方々どなたでもというふうに答えさせていただきたい。ぜひ私達のパーティーに一緒に参加しませんかというふうに呼びかけたいと思います。このコラボレーションをみんなで楽しんでいきたい。
コラボ商品は、11月12日より世界同時発売となる。また、館内では11月13日〜19日まで【Fender Kawaii Week with Hello Kitty!】が行われる。ハローキティデザインのフォトコーナーや、Fender Cafeでは購入者へ限定ドリンクの無料提供などを行うとのこと。ぜひチェックしてみてほしい。