国産小麦やできるだけ国産素材を使用、パン生地には、はちみつ・マーガリン不使用など素材にこだわったパンが食べられる古民家パン屋「じゃぱん」

2022/01/14
マガジンサミット編集部

今回もお話しを伺ったのは大阪を中心に事業を展開している株式会社おおきにの代表取締役 野寄 聖統さん。事業の一つでもあるこだわりの素材を使用したパン屋「じゃぱん」について話を聞いた。

コンセプトなどを聞くと、お店が一貫して取り組んでいるのは毎日食べても安心で大切な人にあげても大丈夫なもの、そしてスタッフもお客様からお金をいただいて商品をお渡しするのに自信を持って提供できるものを取り揃えている。昨今ではアレルギーがある人も多いので米粉と国産小麦をブレンドしてもっちりと仕上げ、できるだけ国産素材を使用し、甘さ調節には全てさとうきびを使用、パン生地には、はちみつ・マーガリン不使用など使う素材にこだわっている。健康志向の方にも楽しめるパンが揃っているのだ。デトックス効果が期待できる竹炭キューブ食パンなど健康のことを考えながら食べれる面白いパンもある。

店舗は古民家を改装してつくられた。当初物件を探している中で、パン屋さんはパンを発酵させるなど他の飲食店に比べて広いスペースが必要となることに気づいた。そしてスタッフはパンを焼くために朝が早くなるので住み込みで働いてもらう方がいいと思い、店舗を探している中でタイミングよく、家を取り壊さずにそのまま残してもらえたら嬉しいと考える売り手と出会い、古民家を店舗として購入することとなった。その古民家の持ち味を生かすことを考えて改装してパン屋「じゃぱん」がスタートしたのだ。

現在は知人の紹介のご縁で繋がったパンを愛する夫婦が住み込みで、子育てをしながらパンを焼いている。このように今までの事業は人と人とのご縁で成り立つものばかりだと話す。

現在の野寄氏の「じゃぱん」に対しての経営は外との繋がりを持ってくるサポートを行っている。例えばヴィーガンカフェの専属のパン提供の仕事を持ってきたり、イベントでホットドックをやるためのパン作りの依頼を受注してきたりしている。オーダーを受けると大体のものが作れるフットワークの軽さもこの店の魅力でもあると教えてくれた。そんなパン屋「じゃぱん」は地元の人はじめ多くの人に愛される存在となっている。

次回は「株式会社おおきに」が展開するたい焼き屋「たい焼き甘味処 おめでたい」についてや野寄氏の今後の展開や目標を聞いた。

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