夢を諦めず60歳定年後に俳優に再挑戦!俳優予備校を運営する田中代表の覚悟

2021/06/25
マガジンサミット編集部

<事業内容>

俳優予備校として俳優を目指す方のコンサルタント。演技指導や事務所選び、芸能界のビジネスマナー、夢を諦めないための考え方などを教える講座を行っている。

Q1.なぜ今の仕事に?

60歳の定年後何をしようかと思った時、若い頃に劇団にいて一度諦めた俳優の道に再度挑戦してみようと思い60歳を境に俳優業を復活させました。手探りでいろいろとやってきて、そのノウハウが若い子たちに伝えられたら役に立つと思い俳優予備校という発想に至りました。

石の上にも三年と言われていますが、三年は続けてほしいと思います。三年やってもダメだったら別の方向もあるのかもしれない。ですが、半年や一年で諦めるのは本当にもったいないことで夢を諦めるなと強く言いたいです。

Q2.現在の仕事への想い

大事にしていることは、人間関係です。周りの人たちを喜ばせて初めて自分が輝くんだという現実を知ってもらえれば、より進みやすくなると思います。自分が目立ちたいという気持ちも分かるのですが、協力しないと自分が輝かないということを強く思っています。

芸能界の情報はクローズ情報でなかなか表に出てきません。チャンスを活かしてスタッフさんと縁をつくりコミュニケーションを取るようにして、少しずつ人脈を増やしていくやり方があると思います。若いとそこまで考えられないと思うのですが、一歩踏み出す踏み出し方やコミュニケーションの始め方などを伝授していきたいです。

Q3.あなたにとって覚悟とは?

私の覚悟はオフィスタナカ株式会社を設立した時ですね。サラリーマンではできない自分の思い通りの会社を創っていくと決意しました。「好きなことって何?」と考えた時に元々は俳優をやりたかったというところに辿りつき、俳優もできて今まで培ったサラリーマンの技術をコンサル業で活かしながらやれればという思いでした。

やりがいはありますね。「仕事取れました!」と俳優達の感謝の気持ちを聞くと、とても嬉しいです。順調に僕よりもたくさん仕事をしていて、大変嬉しく思っています。逆に僕が彼らに影響されてもっと頑張らなくちゃという状況にもなってきています。

Q4.カッコイイ大人とは?

謙虚な大人が一番だと思っています。偉そうにしない、平等、もしくは下の立場になって若い人からも学ぶ気持ちが大切です。撮影現場の監督やディレクターは僕の息子よりも年下なんですよね。そういった人と上手くやるには「俺が年上なんだから言うこと聞けよ。」みたいなやり方をしていたら絶対上手くいきません。監督やディレクターとも「こういった演技をした方がいいですよね?」と尋ねながら仲良くやれるようにします。「俺は、俺は」と言っていたら絶対に次は使ってもらえないので、そういった謙虚さというのは撮影現場でも大事です。ちょっと売れてしまうと自分は偉くなったと勘違いする人もいるので、そのへんは気をつけないといけないと常に言っています。

Q5.今後に向けて

今は横浜だけですが、俳優予備校で育てた俳優さんが更に指導できる立場になって各地に展開、活躍できる場を増やしていきたいです。彼らは今、30代。これから10年後、そのまま第一線でやっていければいいのですが、そうでない場合は映像の仕事だけで充分な収入が得られるかというと不安だと思います。彼らにも指導という道を準備して、映像以外でも教えながら収入が得られ安定して働けるようにしたいです。

夢は全国展開。どこまで展開できるか挑戦したいですね。

Q6.日本のアカルイ未来のために

自分が思い描いた夢を決して諦めないでください。それが叶うのは2年先、3年先かもしれないのですが諦めないで努力を続けていればきっと明るい未来はあると思います。

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