外国料理と言うと、どの国のものを思い浮かべるでしょうか。多くの人は、イタリアンや中華料理や韓国料理に馴染みがあるかもしれません。実はそうした世界の各国料理はおうちで簡単に作れるものもあるのです。
タイ・ラオス料理にハマる
私はラオス料理がかなり気に入っています。ラオスや隣接するタイには様々なお米料理があり、なんと炒め物にもお米を入れることがあるほど。そのため料理もお米に合うものが多く、つまりは日本人好みのものが多いので、とても美味しいのです。
タイ・ラオス料理にはラープムーという豚ひき肉炒めがあります。ガパオライスに少し似ていますが、違うところはもち米を一緒に炒めているところと目玉焼きがつかないところ。ラオス語でラープは「幸せを運ぶ」という意味もあり、幸せを運ぶ料理という名前なだけあって、一口食べるだけで美味しくて顔がほころんでしまう優しい味わいで、家でもよく作っています。
おうちで楽しめる世界の味
『FIGARO』2020年8月号では、日本ではそれほどポピュラーではない珍しい国の料理が紹介されていて、とても興味深いです。リトアニア料理、ペルー料理、ギリシャ料理。食べたことがないものばかりですが、野菜たっぷりでカラフルでとてもおいしそうです。
どんな味かを想像しながらレシピに挑戦してみるのは、出来上がるまでワクワクドキドキできる新しい経験となりそうです。とにかく食べてみたい!と思わせられるのは、ペルーの炊き込み料理。鳥の手羽元とパクチーと玉ねぎとトウモロコシをターメリックとビールを入れて炊き上げるのです。どうも美味しそうだと思ったら、ペルーもラオスと同じように、お米が主食の国なので、お米料理が得意なのですね。
ペルー料理が流行りそうな気配
調べてみるとペルーは炊き込みご飯のバリエが豊富のようです。パクチーと鶏肉をニンニクと一緒に炊いた炊き込みご飯というものもあり、かなり興味がそそられます。お水で米を炊く日本と違い、ペルーでは油とニンニクと塩を入れてご飯を炊くのだそうで、それだけでかなり濃厚そう。パスタで言ったらペペロンチーノみたいな感じでしょうか。調べてみると、東京にもペルーレストランは何軒かあるようです。まずはレシピで自力で試してみてから、ぜひ本場の味も知って比較してみたいものです。