鉄道ファンでなくても行きたい!第8回『鉄旅オブザイヤー』5作品が発表

2019/02/13
マガジンサミット編集部

近年、地域復興企画や豪華列車旅行など、鉄道ファンでなくても参加してみたい魅力ある鉄道旅行ツアーが数多く販売されています。鉄マニア垂涎の旅から、ファミリーやカップル、女子むけひとり旅までジャンルも豊富で選ぶのに迷ってしまいそうです。

そんな、鉄旅選びの目安になるかも知れないのが『鉄旅オブザイヤー』。先日、第8回『鉄旅オブザイヤー』の発表と授賞式が大宮の鉄道博物館で開催されました。

第8回『鉄旅オブザイヤー』は、2017年11月~2018年10月の期間に販売され、一定の受注実績を上げた日本国内を目的地とする鉄道旅行企画なかから、鉄旅オブザイヤー実行委員会が、特に企画性やオリジナリティの高い優れた作品を選び表彰するものです。

応募総数104作品(16社)なかからグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞、DC賞、ルーキー賞の各賞5作品が決定。また、一般鉄道旅行ファンより募集された「こんな鉄道旅行、ツアーがあったらいいな」という夢の鉄道旅行企画のなかから、ベストアマチュア賞が1名選ばれました。

旅行社部門の受賞作品を紹介!

グランプリ【JR只見線全線復旧決定祈念!世界一ロマンチックな鉄道で1000人結婚式を!】ジョイフルトレイン観光トロッコ「風っこブライダルトレイン」で行く!お花見&ご利益参拝!開運福袋列車と「お土産どっさり」奥会津15大ご当地グルメ食べ比べ!:株式会社読売旅行 山形営業所

福島県会津若松市「会津若松駅」~新潟県魚沼市「小出駅」までを結ぶJR只見線は、2011年7月に起きた新潟福島豪雨で甚大な災害を受けました。復旧の際に「只見線で結婚式を挙げたいんです!復旧の応援のためならぜひ!」と、只見線が縁でカップルとなった方々の熱い想いをのせて「小出『 こい(恋)で』~会津若松『 あい(愛)づ』をご縁で結ぼう!」というコンセプトのもと、県内JR初の「ブライダルトレイン」を企画。全国から、大型観光バス24台・1100名以上の参加者が新郎新婦を祝福するツアーが実現しました。

只見線沿線をTDL(只見線ランド)というテーマパークにみたて、各駅で地元ならではの趣向を凝らした「野菜の詰め放題」「お米すくい」「ご当地グルメ15大食べ比べクーポン」などのイベントを盛り込み、地元住民や企業、行政などが一体となりツアー客をもてなした「地元住民参加型地方創生企画」が評価されました。

準グランプリ【列車から観賞!東北復興冬花火と貸切三陸鉄道レトロ列車2日間】:株式会社JTBメディアリテーリング

冬の東北で新しい鉄旅イベントとして計画された企画。2017年12月に新防波堤が完成した岩手県の洋野町を舞台に「八戸駅」~「久慈駅」間を走る「リゾートあすなろ」を貸し切り、車内に流れる音楽に合わせて打ち上がる車窓の花火を観賞。車内では、洋野町から飲むヨーグルトやマドレーヌのおもてなしの他、地元の名産品のお土産がツアー客に手渡されました。

また、貸切三陸鉄道レトロ列車では、ハイカラさんガイドによる沿線ガイドや紙芝居のおもてなしや、八戸名物のサバ寿司やイクラぶっかけ放題の海鮮丼など、食事も三陸の味覚を楽しめる内容となりました。

審査員特別賞【クラブツーリズム特別貸切運転!ありがとう旭山動物園号!!】:クラブツーリズム株式会社 JR販売センター

JR北海道20周年の目玉として運行を開始し、旭山動物園のブレイクとともに人気が高かった183系旭山動物園号。老朽化による2018年3月25日の引退を前に、より多くのファンが乗車できるようにと企画されました。全国の家族連れはもちろん電車ファンなどにも幅広く楽しんでもらうため、販売拠点を広くとり、宿泊だけでなく日帰りコースなども設定されました。

ルーキー賞 【夏だ!花火だ!SLだ! SL大樹乗車&2018日光花火観賞】:東武トップツアーズ株式会社 東武旅倶楽部

SLファンや呑み鉄ファンを対象に企画。「下今市駅」~「鬼怒川温泉駅」間をSL大樹で往復しながら、橋梁上で車窓から「2018日光花火大会」のオープニングを告げるスターマインの打ち上げを観賞。「下今市駅」到着後は、駅構内にあるSL転車台広場を貸し切り、ツアー参加者のみで眼前に打ち上げられる花火を楽しみました。

スターマインの打ち上げとSL大樹が橋梁上を通過するタイミングの計算。また、車中で冷えたビールを楽しんでもらうために、冷凍車のレンタカーを駅に手配するなどのサービスが高く評価されました。

DC賞【<ひとり旅> 近畿・中国鉄道コンチェルト 第1楽章 ~日本海の美景と美食を訪ねて… 3つの貸切列車が繋ぐご縁の章~ 3日間】クラブツーリズム株式会社 第3国内旅行センター

山陰DC(山陰デスティネーションキャンペーン)の一環として「デハ二50形体験運転」や新型観光列車「あめつち」、おもてなし自慢の「一畑電車」、走るダイニング「丹後くろまつ」という“食”が楽しめる3つの列車を貸切運行し、山陰から近畿へかけて日本海沿いを横断しました。

出雲大社早朝参拝」や日本遺産「日が沈む聖地出雲」、「伝統古代食の夕食」など、山陰の自然・歴史文化や地元の方々とも交流。鉄旅と山陰エリアの観光という二つの目的を両立させたプランが評価されました。

新しい鉄旅、続々と

会場となった鉄道博物館内の「てっぱくホール」には、鉄旅ファンと各旅行社の企画関係者が集合。女子鉄アナウンサーとして鉄道系イベントでも引っ張りだこの久野知美さんと、鉄道BIG4 として活躍中の吉川正洋さん(ダーリンハニー)をMCとして、また、同じくBIG4メンバーである南田裕介さん(ホリプロマネージャー)がゲストとして登壇し“鉄分”多めの授賞式となりました。

写真)記念撮影は、2018 年 7 月にオープンしたばかりの鉄道博 物館南館1F、E5 系モックアップの前で!

受賞式後には、久野さんや吉川さん、南田さんによるトークセッション“平成の鉄道 BIG ニュース” を開催。3位には「ブルートレンの廃線」、2位には「新幹線の路線拡大」、1位には「各地の豪華列車&観光列車の登場」と、鉄旅の代名詞であったブルートレンが終わり、新幹線や豪華列車の登場により、平成の新しい鉄道旅行が誕生したことが発表されました。第8回『鉄旅オブザイヤー』の詳細は公式ホームページ http://www.tetsutabi-award.net/ まで。

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