2月22日は“おでんの日”。フ(2)ーフ(2)ーフ(2)ーと息を吹きかけて、アツアツを食べる……寒い冬にはたまらなく恋しくなりますね。
ところで関東のおでんに欠かせないのが“ちくわぶ”です。
大好物だという人がいる一方、嫌いな人も多いく「存在の意味が解らない」「おでんの具でワースト」「ちくわに“ブ”をつけると不味くなる」と散々です。
もちろん、おでん以外の料理に登場することは、ほとんどありません。
そこで今回は、出番の少ないちくわぶにスポットライトを当て、そのアレンジをご紹介。ポテンシャルの高さに、きっと驚きますよ。
モチモチっとした食感は、まるで生パスタやニョッキのようなんです!この食材を使わない手はありません。
ちくわぶが、まさかの大変身を遂げた!
ちくわぶ料理ビギナーは、まずピザからスタート!
【ちくわぶピザ】
小麦粉のグルテンで出来ている“ちくわぶ”は、小麦粉っぽい味が強く“麩”といってもそのまま食べるとゴムのような触感。よく煮込まないと美味しくありません。そこで焼いてみると、あれ?美味しい!
【ちくわぶカルボナーラ】
カルボナーラもできちゃいます! お湯でもどす必要がないので、とっても時短です。その他、イタリアンパスタ系のレシピで様々な味を試せますよ。
【ちくわぶトッポギ】
トック(餅)の代わりにちくわぶを使えば、韓国屋台でよく見かけるトッポギもあっという間にできますよ。アツアツがたまらんウマさです!
【みたらし団子風ちくわぶ】
輪切りにしてゆでたちくわぶに、みたらしの団子のたれをかければ、ほっこり系の和スイーツに早変わり!
【あべかわ風ちくわぶ】
ゆでたちくわぶに、きな粉と砂糖をかけるだけ。あべかわ餅風のちくわぶは、あんこを添えてもおいしそうですね。
材料の分量は、すべて1人分です。
もっちりにこだわるなら、「切り方」で差をつけよう!
ちくわぶは、一度鍋で軽く下茹でしてから料理すると、味が染み込みやすくなりもっちり感もアップします。さらにアルデンテの仕上がりにこだわるなら、切り方や厚さにも一工夫。
すぐに食べたい時短派は、縦に切ってスティック状にしたり薄く斜めに切ると、火の通りも早くなります。
この他にも、いろいろな料理への使い道がありそうなちくわぶ。冷蔵庫に1本あると、給料日前のお財布にも優しいおかずになりますよ。ぜひ、お試しあれ〜!
< 取材・文 / 富田チヤコ >