デアゴスティーニとして3作目となるキルトシリーズ、隔週刊『キャシーといっしょにハワイアンキルト』が全国創刊となり、先日、その記念イベントが都内で開催されました。
イベントには、キャシー中島さんと手芸家・デザイナーとして活躍中の息子、陽輔さんが応援団として駆けつけ、ハワイアンキルトについてのトークセッションでは、親子ならではの息のあった掛け合いをみせました。
創刊された『キャシーといっしょにハワイアンキルト』シリーズは80号で完結の予定。毎号マガジンと制作に必要なキットがセットになりついてきます。大作のハワイアンインテリアカバーからランチョンマットや小物入れなどの、さまざまなプログラムが用意されており、長く続けられる工夫がされています。
開発チームである株式会社デアゴスティーニ・ジャパンの編集部、加藤美香子氏は、憧れのキャシーさんを約2年半前に訪ねて取材を重ねるうちに、ハワイの自然・植物・海の生物などをモチーフにできているハワイアンキルトの世界は想像していたよりも奥が深く、引き込まれたと話します。
ハワインアンキルトというと大作イメージがあり、ちょっと手がでないかも?…と思う方でもパートワークにすることで、初心者でもチャレンジしやすそうですね。また、まつり縫いの方法などの基本テクニックや作り方のコツを分りやすく紹介する専用動画もあるので、イメージトレーニングをしてから取り組むとスムーズだそう。
イベントでは、キャシーさんと洋輔さんがハワイ伝統のサンプラーモチーフについて説明。また、集まったハワイアンキルトファンへハワイに関するクイズを出題し、全問正解した来場者には2人のサイン入り本がプレゼントされるなど会場は大いに盛り上がりをみせました。
キャシー中島さんはハワイ生まれの横浜育ち。タレントとして活躍する一方で、パッチワーク作家としてハワイアンキルトやアメリカンキルトを中心に品を制作。静岡県御殿場市のキルトミュージアムをはじめ、全国に6つのキルトスタジオを運営しています。2017年にはキルト生活45周年、芸能生活は50周年。キルト関係の本では65冊になるそうです。
洋輔さんは「おかんのおかげで、ハワイアンキルトは飾るものではなく使うものとして、物心ついたときから親しんできた」と話すと、キャシーさんは「こうして一緒に仕事ができる日がくるとは思わなかった。私にはない作風をみせてくれるので驚く。今年は作品を共同でつくりたい」と意気込みをみせました。
キャシーさんは「ハワインキルトを始めたいけれど、習える場所が近所にない方などにはピッタリです。キルト制作を通してハワイのディープな部分にも触れてもらいたい。ぜひ、一緒に楽しみましょう。最後までお付き合い下さいね」とアピールしました。