活用したいオトクなサブスクは?注目はカフェのサブスク!

2021/08/18
内藤 みか

月額一定料金で◯◯放題というわかりやすいシステムが人気のサブスクリプション(通称サブスク)。映画見放題や音楽聴き放題だけでなく、最近は食品や宿泊施設や医療相談のプランも。どんどん便利になるサブスク。なかでも注目はカフェのサブスクです。

落ち着くカフェに通い詰めたい

私自身、以前、通い放題のカフェの月額会員でした。そのカフェは自習室のように何かを学習するなどの作業をする人が多く、とても静かで居心地がいい空間でした。私自身、その頃は通信制大学の学生だったので、そのカフェの奥のほうに陣取って、ひたすらレポートに取り組んでいました。

カフェに通い放題でありがたかったのは、予算が毎月一定額で済むということだけではありません。基本的に満員にならないように会員数を設定してくれているので、いつ行っても必ず席に着くことができる安心感がありました。混んでいる日はどのカフェも満席でカフェ難民になることもあるので、行くところがある安心感はとても大きなものだったのです。

そんなに居心地がいい空間だったのになぜそのサブスクをやめてしまったかというと、私が通信制大学を卒業したということもありましたが、もっとこみいったものを書きたくなったので、ひとりで集中できる場所が欲しくなったのです。なので今は小さなアパートでひとりで原稿に向き合っています。

ブックカフェに通い放題

『GINGER』2021年6月号には、かなり力の入ったサブスク特集記事があります。宿泊し放題の施設や医療相談し放題のサイトなど、ワクワクするようなサービスをたくさん紹介しているのですが、なかでも目を引いたのは、ブックカフェ「文喫」の通い放題プランです。

「文喫」は、私も行ったことがありますが、六本木にある広いブックカフェです。店内で販売されている3万冊もの本を眺めながらお茶を飲むことができる至福の場所です。店内にはさまざまな本があり、私は外国文学や昭和の日本の本など眺めて過ごしました。みんな黙って本を読んでいるのでとても静かで居心地が良かったです。

一度行くと平日は1650円かかるので、11000円ということは月に7回行ければ元が取れます。六本木近くに部屋か職場がある人なら気軽に利用できそうです。カフェのサブスクはあまり多くはありませんが、今後、全国のあちこちのカフェでこうしたサブスクプランができてくるとありがたいですね。用意されているのは入場だけのプランですが、せっかくなので、コーヒーや軽食もセットでついてくるプランも用意していただきたいです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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