笑うと美しくなれるは本当!?

2019/10/23
内藤 みか

笑うと顔のシワが増えるから笑わないようにしているという人がいますが、笑顔のない生活を送るのは、さみしいことです。けれどその逆に笑ったほうが美しくなれるという説もあるそうです。

笑顔と顔のシワの伝説

笑いジワを増やしたくない、笑うとほうれい線が深くなってしまう、など、アラフォーになると笑顔とシワとの関係を気にしてしまいがち。けれど、シワを気にして笑顔を引っ込めてしまうだなんて、自分自身の魅力も減ってしまいかねません。

そもそも、笑うとシワが増えるといいますが、それは本当なのでしょうか。もし本当だとしても、悩んで眉間に刻まれるシワよりは、笑って目尻にできるシワのほうが幸せそうです。笑顔を制限するような美容法は健康的だとは思えません。

笑うと表情筋が鍛えられる

『25ans』2019年11月号では「目指すのは一生笑えるビューティー」という記事があり、そこに化粧品研究者の西田直人さんの興味深いコメントが出ていました。好奇心が高まると出るアドレナリンやオキシトシンなどが、肌の弾力を司る成分の生産量を増やすのだそうです。生き生きと暮らすことで笑顔も多くなり、その結果お肌もツヤツヤになるのだとしたら、とても素敵なことです。

また、大きく笑うと頬の筋肉量が増えるということです。口角が下がっていると不機嫌そうに見られてしまいますが、頬の筋肉は口角を引き上げるものです。なので、魅力的な笑顔は、よく笑う人ほど上手に作ることができるのかもしれません。

シワが増えても増えなくても

この記事を読むと、笑うことはむしろ筋肉を鍛え、口角にも良いのではないか、と感じました。積極的に笑い、楽しく毎日を生きることと、できるだけ笑わずに静かに日々を過ごすことと、どちらが有意義な人生なのかと考えると、やっぱり笑いながら生きるほうがいいのではないでしょうか。

芸能人でも、笑ったらシワができるかたは何人もいます、でも、それがとても魅力的ですよね。インタビューなどを読んでも、シワすらも個性だと受け止め、ポジティブに生きている美女も大勢いるように感じます。

もちろんある程度年齢を重ねたら化粧品などでのケアは必要なのかもしれませんが、必要以上に行動を制限し、自分の人生を狭めてしまうようなことはしたくないですね。腹筋のように、お顔の鍛えるべき筋肉を鍛えて、アンチエイジングを目指したいものです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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