ランニングって健康的なイメージありませんか。ただ最近、「ランニングが顔の老化につながる」なんていう噂もあり、ただやみくもに走っていればいいというわけではなさそう。久しぶりの同窓会で「老けたね」などと言われないためにも、どんなところに気をつければいいでしょうか。
普通の人より老け顔というランナーのおそろしい未来
「ランニング=老ける」というのは、重力が関係した考え方。地面を蹴ったとき、カラダには重力がかかりますが、そのとき顔にも同じように重力がかかります。顔の皮膚を下へと引っ張る力が積み重なった結果、数年後には立派な老け顔に……。普通の人よりもランナーのほうが老け顔になりやすいことから“ランナーズフェイス”と呼ばれ、口元やほほ、目の下などのたるみが加速化するといいます。
無防備な肌ほどダメージが大きい
老け顔をつくるのは重力に加え、紫外線の影響も……。とくに薄曇りの日は紫外線が強く、ランニング日和のときはUV対策をしていないと、走らない人以上にシミ、シワ、たるみを引き起こすといいます。そのため“ランナーズフェイス”対策には、UV対策が必須といえるのです。
筋トレで重力に負けない顔づくり
ランニングしたときの重力によって、どの程度のたるみが出るのかはわかりませんが、不安であれば、顔の筋力トレーニングはやっておいても損はないでしょう。顔には30種類以上の筋肉があり、下記のような“表情筋”を鍛えることで、皮膚がたるみにくくなります。
①「前頭筋(ぜんとうきん):眉をあげるための筋肉」
②「眼輪筋(がんりんきん):眼を閉じるための筋肉 」
③「頬筋(きょうきん):口角をあげるときに使う筋肉」
④「口輪筋(こうりんきん):唇の周りにある、表情を作る筋肉」
⑤「頤筋(おとがいきん):唇の下からあごに向かって伸び、顎をシャープにする筋肉」
表情筋の鍛え方は専門家や医師によってさまざまなアプローチがあり、詳しくは専門書や専門家を尋ねるのがいちばんです。鍛えておくことでマイナスにはならないため、断続的にトレーニングをすることがオススメです。