神取忍デビュー30周年記念大会「神取祭」10月19日東京ドームシティで開催

2016/09/20
川又唱史

燦然と輝くマット界に数多くの伝説を築き上げてきたミスター女子プロレス・神取忍が再び伝説を作る。

これまで数え切れぬほど、壮絶な死闘を繰り広げてきた神取忍は、男女の枠を超えた日本マット界の、まさにレジェンドと言って過言ではないだろう。

 

神取忍オフィシャルブログより

 

現在、“プ女子”なる言葉が誕生し、バラエティ番組でプロレスラーがゲスト出演することが当たり前になるほどプロレスブームではあるが、実際、人気レスラーのスイーツ真壁や本間朋晃を見て分かるのは、バラエティ好きな若者とプロレスファンに限られるだろう。

まだまだ、猪木やJ馬場、大仁田厚などのビッグネームほどの知名度はない。神取忍は、そんな彼らと同様に市民権を得た数少ないレスラーの一人といえる。

 

そんな神取は、2016年にデビュー30周年を迎えるにあたり、1019日に東京ドームシティで記念大会として「神取祭」を開催する。しかし、これは単なる“記念興行”ではない。50を過ぎても、未だ衰えを見せない、まさに生ける伝説が新境地を切り開く覚悟の大会だ!

 

まず、発表済の対戦カードを紹介。

 

「ダンプ松本&神取の化身 VS 下田美馬&豊田真奈美」

 

一夜限りのヒールと明言した神取が、神取の化身として登場!!

全日本女子時代、ラス・カチョーラスとしてヒールで闘い抜いた下田と飛翔天女の異名を持つ豊田を相手にダンプ松本と最恐タッグを組んで迎え撃つ!

 

「ダイナマイト関西&堀田裕美子 VS 神取忍&井上貴子」

 

ジャパン女子時代からの盟友。共に30周年を迎えたダイナマイト関西、格闘技戦L-1、WWWAチャンピオンベルトを懸けての数々の名勝負を繰り広げた堀田祐美子を井上貴子とタッグを組み迎え撃つ。

 

 

また、ダイナマイト関西は12月のOZアカデミー後楽園大会で引退することが決定しているため、おそらく二人の戦いは見納めとなるファンのみならず必見の試合だ!

 

女子プロレスの歴史に名を刻むレスラーが集まった時、神取忍を祝う大会とは言え、大団円で幕を閉じることはないだろう。

何が起こるかは、是非その目で確かめて欲しい。

 

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川又唱史
この記事を書いた人

川又唱史

"1976年生まれ おうし座 放送作家 プロレス観戦歴30年以上、年間約50大会観戦するプロレスオタク。団体は問わずインディーからメジャーまで時間があれば何でも観戦する。最近嬉しかったこと・・・プロレス界の大事件「新日本プロレス V.S U.W.Fインターナショナル 全面戦争」、通称「10.9東京ドーム」をメアドにしているのを、先日 新日本プロレスの関係者と名刺交換したとき気付いてくれたこと。

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