皆さんは習い事といえば何を想像しますか?
水泳・ピアノ・サッカー・野球・そろばん…と人によって様々。
そんな習い事のなかで、最近、人気を集めているのがスケートボードなんです。
東京オリンピック最終選考にも残り注目を集めるスケボー。ぜひ、習わせたいと応募が殺到し約待ちのスクールもでるほど。
なかでも「SKATEBOARDTRICK AtoZ 2016」1月号にも登場されている、プロスケーターの阿部直央さんが講師を務める“TRINITY”は、英語でレッスンをすることで人気です。
ということで、雑誌でも注目されている阿部直央さんを取材してきました!
「What`s up?」から始まるスケートボードスクール
1月31日の日曜日。板橋区にある全天候型スケートボードパーク“TRINITYパーク”に、突如「Hey! What`s up?」という阿部直央プロのマイクの声が鳴り響きました。ラップでも始めるかのような陽気な掛け声に、それまでガヤガヤしていた幼児から上は中学生のスクール生達も一瞬キョトン……。
(ヘイ!ワッサァップ??)
その空気をよんでか、すかさず阿部直央プロが「what`s upっていうのは調子どう?って意味なんだよ」と、続けます。
やはりストリートから発祥している文化なだけにプロのスケーターが教える英会話は普通の英会話教室のものとはちと違う。いや、だいぶ違う!一声かけられただけで、なんだか滑れるような気がしてしまう。
今回は英会話を取り入れたスクール初日という事もあって、英語での挨拶の仕方と、相手から「ワッサァップ」と言われたらどう返せば良いか、などをスクール生達に教えていましたが、今後はもっといろんな英会話を組み込んでいく予定との事で、見ている親御さん達も期待をして見守っている様子でした。
なぜスケートボードスクールで英会話?
そこには今後の日本のスケートボード界を意識しまくりのオーナーの考えが!
今回取材させて頂いたスケートパーク“TRINITY”のオーナー“佐藤圭介”さんによると「スクール生のスケートレベルが年々上がりこれから日本のスケートボード界を背負って立つ彼らの海外進出の手助けになればと思い」とのこと。
実際にスクール生からは“武田大輝くん(小6)”が昨年のAJSA全国大会において3位に輝きプロ資格を取得!筆者自身、実は数年前から大輝くんをいろんなパークで見ていたのですがそれはもう、めまぐるしい成長っぷりでした。
現在“TRINITY”スクールではビギナークラス〜マスタークラスまで、5クラスに分かれており、各クラスの検定に合格すると上のクラスに上がれる仕組みになっています。その中の下から4つ目のGet Skillクラスに上がると今回行われた英会話を取り入れた上級者スクールに参加する事が出来る様になります。こういった細かいクラス分けも、スクールの人気のひとつになっている様です。
そんな“TRINITY”のオーナー佐藤圭介さんにいくつかインタビューをしてみました。
― まず「TRINITYスクール」の他とは違う“ウリ”はなんでしょうか?
「まず先生が実際に第一線で活躍しているすごいプロで教え方が上手くダメなところもちゃんと指摘してくれる所ですね」
たしかに、阿部直央プロと川渕裕聡プロといったら有名カンパニー“Element”の看板ライダーでスケート雑誌などにもバンバン出ている人ですしね
― では“TRINITY”パークのウリはなんですか?
「スタッフと利用者さんとの距離の近さです!とにかくアットホームなパークで、皆でダーツ大会を行ったり、オーナーと利用者さんで遊びに行ったりなどもあるんですよ!ぜひ皆さんも遊びに来てくださいね!」
確かに圭介さんは、めっちゃいい人オーラが出ていて、さらに言うとイケメンです(笑)
― それでは“TRINITY”パークのコンセプトを教えて下さい。
「B3(スケボー・インラインスケート・BMX)を知らない人でも入りやすくがうちのコンセプトです。 実際にこの世界を全く知らない初心者さんでも間違ったパーツ選びや技の覚え方をしない様にと入り口を正しく導いてあげる事が私たちの目指している事でもありスケートスクールもその一環です。スケートボードだけではくインライン・BMXも毎月スクールを開いているので是非チェックしてみてくださいね」
佐藤圭介さんありがとうございました!
こちらのパークではスケートボード・インラインスケート・BMXの販売も行っており、これらの競技を実際に行う佐藤さんがイチから教えてくれる親切で優しいアットホームなパークとなっています!またスクールの実施日や申し込みなどは以下のTRINITY運営ブログからチェックしてみて下さい!
TRINITYパーク:板橋区舟渡4-12-20
TRINITY運営ブログ:http://ameblo.jp/trinity-shop/
< 取材・文 / 小嶋勝美 >